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【感想】美と若さの新常識~カラダのヒミツ~「わかってきた!“いい肥満”の正体」

私は、小学生の頃からポッチャリ体型(デブ)だった。中学生、高校生と成長するにつれて、どんどん太っていき、一時期は本当に外に出るのが嫌なくらい自分の体型にコンプレックスがあった。だから、ダイエットとか、太る・痩せるノウハウには関心を持ってしまう。(今は、数年前に出会った糖質制限で15キロ痩せて、そこから数キロ以内で安定中)

太りすぎ・肥満は体によくない。生活習慣病の原因だと言われて久しいが、最新の研究では、肥満=不健康ではないことが分かってきたという。肥満の中にも「いい肥満」と「悪い肥満」があるのだ。アメリカ・ヨーロッパの肥満者12万人を対象にした研究によると、全体の24%の人は、肥満しているものの病気のリスクが低い、健康的な肥満?だということが分かったのだ。最新の研究に基づいた肥満学を紹介したい。

皮下脂肪か、内臓脂肪か

肥満とは、BMI(体重と身長から算出される肥満度)25以上の数値のことを言う。しかし、同じウエストサイズ、同じぽっちゃり体型でも、実は全く健康的な「いい肥満」と「悪い肥満」がある。実際、番組には、体系的には肥満していても、血液検査の数値は、まさに健康体と言えるモデルが出演する。カギは、脂肪の内訳だ。

・皮下脂肪型肥満→いい肥満
・内臓脂肪型肥満→悪い肥満

女性の肥満
女性は皮下脂肪型肥満が多い。太ももやお尻などに脂肪がつきやすい。いわゆる、洋ナシ体型だ。しかし、これは健康か否かを問えば、さして「悪い肥満」ではないのだ。そもそも、女性ホルモンは皮下脂肪をためやすい働きをする。女性が、ふくよかなのは、歴史的に見ても美の基準にかなっている。細い女性がもてはやされるようになったのは、1970年代からのことだ。

男性の肥満
それに対して、男性はリンゴ型肥満が多い。お腹がポッコリ出ていて、手足は細いおじさんは多い。これは、血液検査の数値も悪くなる傾向がある。脂肪は、皮下脂肪からついていき、その後、内蔵脂肪に発展していく。男性の場合は、そもそも、皮下脂肪を蓄えるだけの器が少ない(身体的な造りとして)のだ。

でも太りすぎはよくない
でも、これを発展させて考えると、女性でも皮下脂肪で蓄えられる限度を超えて、太り続けると、内蔵脂肪型肥満となり「悪い肥満」となる。実際、日本では「いい肥満」と言われる人たちは、現状1割程度しかいない。しかも、数年でかなりの割合の人が「悪い肥満」になってしまうという。どんどんと太り続けることは、よくないのだ。

内臓脂肪の炎症を抑える

皮下脂肪より、内蔵脂肪のほうが健康リスクが高いのは、内蔵脂肪が炎症を起こすからだ。内臓脂肪は腸管に近く、免疫細胞が誤って脂肪細胞を攻撃するリスクが高いからだという。しかし、「アディポネクチン」というやせ型の人が持つ脂肪細胞から出てくるホルモンが豊富に分泌されている人は、内臓脂肪型でも比較的健康的だという。

そこで、番組では、アディポネクチンが分泌されやすい食事スタイルを紹介していた。

1:果物を1日最低二種類
2:野菜を両掌に1日二杯
3:玄米や全粒粉を主食に
4:アマニ油やオリーブオイルなどの健康に良い油を摂る

この食生活をした、ポッチャリ型芸人の中性脂肪は、わずか一週間にも関わらず下がっていた。これに加えてウォーキングもしていたけど。まあ、健康的な食生活もだいたい、同じようなところに落ち着いてくるものだよなぁと思いながら見ていた。

やっぱり痩せたほうがいい

この番組を見ての結論は、やっぱり痩せたほうがいいということだ。好きなだけ食べて運動しない食生活だと、どんどん太る。そして、ある限度を超えると、皮下脂肪型から内臓脂肪型になっていき、やはり健康リスクは高くなるのだ。内臓の周囲に脂肪がたくさんある状態は、身体にとって、やはり負担だ。痩せられるなら、痩せたほうがいい。そんなシンプルな感想だ。

まあ、番組が「美と若さの新常識」だからね。下記のシリーズを見てから、杜仲茶などを飲み続けているが、イイ感じだし。できれば、健康的に、シュパッとスッキリした体型になったほうが気分がいいよ。

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大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq