【感想】美と若さの新常識~カラダのヒミツ~「植物の神秘!スプラウトでアンチエイジング」
すでに放送終了しているが、過去の「美と若さの新常識」の気になる回を、NHKオンデマンドでよく見る。今回は「スプラウト」だ。というのも、我が家の食卓では圧倒的に野菜不足。少しでも足しになればと思い、よくブロッコリースプラウトを買うのだ。近所の業務スーパーでは、ブロッコリースプラウトが50gで98円と激安。
せめてもの野菜不足を補う上で、各種スプラウトには、どんなパワーがあるのかを調べてみた。
第七の栄養素「ファイトケミカル」
ファイトケミカルはpyoto(植物)のchemical(化学成分)のこと。植物は自分では動けないため、自らの身を守るために特別な成分を持っている。特に若い新芽の時には小動物のターゲットになることが多いので、強い「苦み」を持つことが多い。また、強力な紫外線で発生する活性酸素から自らを守るために、抗酸化作用のある物質を持つ。
成長した野菜にも当然栄養効果があるが、栄養素の量で言うと、成長段階にあるスプラウトのほうが多いというんだから驚きだ。こういう自らの身を守るための強力な栄養成分が健康に良いことが分かってきたのだ。例えば、成長した大根に含まれるビタミンCは11㎎だが、かいわ大根(スプラウト)になると47㎎にアップする。50㎎前後のビタミンCはレモン1個分に相当する。
我が家で頻繁に食べるブロッコリースプラウトに関しては以下の通り。成長しきったブロッコリーとスプラウトでは大違いだ。
カルシウム 38mg→57㎎
マグネシウム 26mg→32mg
Bカロテン 810μg→1400μg
ファイトケミカルの種類は多様。ブロッコリーのスルフォラファンは強い抗酸化作用を持つ。かいわれ大根のイソチオシアネートは動脈硬化やがん予防になる。大豆のイソフラボンは女性ホルモンに似た効果を生む。今注目のそら豆スプラウトは、パーキンソン病の治療などで使われるL-DOPAを含むのだ。
野菜不足の解消に
ファイトケミカルは、今までは栄養素とは考えられていなかったが、決して侮れない効果がある。ビタミンやミネラルはサプリに頼らず、できるだけ野菜(食品)から栄養を摂ったほうが良いと言われる理由が分かる。なかなか、(高くて)野菜を買えないけれど、スプラウトなら、できる限り毎日の食材に加えてみたい一品だ。
もう二十年近く前のことだけど「もやし研究会」で、ざるを買って、様々なスプラウトを自分で栽培していた。なかなか難しかったけど。そんな野菜の摂り方も、なかなかオツではないかと思ったりしている。
大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq)