【書評】人間関係 境界線(バウンダリー)の上手な引き方 おのころ 心平
著者は、豊富な臨床経験を持つカウンセラーだ。境界線(バウンダリー)について知りたかったので、とっつきやすそうな、この本からスタートした。
境界線がない人自分には境界線がなかったのか。こんな大きな弱点を内在していたとは、驚きだった。自覚がまったくなかったからだ。
オープンマインドを心掛けていたのだが、その一方で、境界線がないので、簡単に他者の侵入を許してしまう。もちろん、不愉快な気分は味わっていた。なかなか断れなかったり、利用されているような気持ちを味わったりしていた。