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セルフヘルプ心理学

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論理療法(REBT)・応用行動分析(ABA)・セルフヘルプのための心理学知識をまとめています
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2020年8月の記事一覧

不安、ときどき認知療法 のち心は晴れ

難しい言葉や概念は一切出てこない、わかりやすい認知行動療法の本を紹介したい。認知の歪みを…

習慣を変える方法「習慣の力」チャールズ・デュヒッグ

人間の行動の40%は習慣だという。その都度、考えてはいないのだ。習慣が意識の力を超越すると…

論理療法(REBT)の効果的な論駁「証拠(事実)はあるか」

論理療法(REBT)は、きわめて論理的・合理的で、日本人の心情にぴったり来るものではない。だ…

ネガティブ思考を克服する!ANT(自動再生式悲観思考)退治法。

ADHDは極めてネガティブ思考になりやすい。もともと、不安を感じやすい脳を持っていることも関…

論理療法(REBT)「言葉定義法」を用いて誤った信念をD(論駁)する

自分自身の非合理的な考え方は、なかなか気づけないことが多い。他の人から見ると、「その考え…

不安障害・強迫的な思考のループを止める「ブレインロック解除」

私にとっては、ADHDよりも、はるかに困っているのは不安障害だ。病気不安に取りつかれてからと…

論理療法(REBT)第三者的に自分を見る「友達論駁」(friend dispute)

人はだいたい自分には厳しくなってしまうものだ。他の人を助け、優しい言葉をかけている人が、実は自分自身を責めているということもある。 近くにいればいるほど、人の弱点というのは目につく。自分は自分にとって、一番近くにいる人だ。自分の弱点も一度注目してしまうと、目の前から離れなくなる。自分のことを誰より知っている自分からの批判・批難は、自分にとって耐えがたいものになる。 他の人を見る視点他の人を見る時と同じ(優しい)視点で、自分を見ることができれば、過度に厳しくならずに済むかも

論理療法(REBT):論理療法的イメージ法(RET)でメンタルリハーサルを行う

不安や苛立ちなどネガティブな感情を引き起こす何らかの事態を乗り越えるために有効なのはイメ…

「失敗学」に学ぼう、大切なのは失敗を活かす人になること。

管理職としてチームを率いる仕事をしている時に、特に読みふけっていた本が「失敗学」だった。…

不安障害で命拾い?敏感すぎる脳の特性のメリット。

発達障害(ADHD)に関しては「脳の個性」という考え方で、自分の特性を理解できるようになって…

究極のコーピング「ストレス・どうしよう・こうしよう」

「ストレスがない世界に行きたい」ってのは「重力がない世界に行きたいっ」ていうようなものだ…

論理療法(REBT)新しい信念を確信させるための「攻撃ー反撃テクニック」

論理療法(REBT)の習得は簡単ではない。新しい思考パターンを自分に学習させなければならない…

もっとも簡単に行動を変える方法。自分に「小さな質問」をしよう。

ずっと考えているのに、なかなか行動できないことがある。あるっていうか、いつもだ。一歩踏み…

習慣が人生を作る!土台となる「4つの習慣」に照準をあてる。

ADHDの傾向があることや、不安障害っぽい気質を持つことなど、自分ではどうしようもないことも多い。生まれつきの脳に起因する問題と思えば、しょうがないのかもしれない。 そう思う反面、それでも、もっと自分の人生の質を改善したい!という強い願いがある。あきらめの気持ちと、それに抗う気持ち、アクセルとブレーキ、いつでも、この葛藤が自分の中にある。 そんな中で、この葛藤に、光が差し込みつつある。「習慣」の力に気がつき始めたからだ。 意識を超越する習慣の力「習慣の力」という本の冒頭の