常に次善の選択肢を持ち、止まることなく進むこと、それが「レジリエンス」だ!〜OPTION B〜
辛いとき、なるべく早く回復するために
今日からまた朝投稿を続けていきたいと思います。
本日紹介する作品は、フェミニストの権威者と組織心理学の天才のコンビが綴る、『OPTION B』です。
「OPTION B」とは次善の選択肢のことで本書の主張は
逆境を乗り越えるために、次善の選択肢を常にストックしておこう
ということを、自身の夫が急死した経験から得た提案です。
個人的には、「よく家庭内事情を1冊の作品にするよね〜」とか、「これが経営者なんだよな〜」なんて思いながら読んでいたのですが、本作品で出てきたレジリエンスの定義が具体的で素晴らしいのでピックアップします。
レジリエンスとは
逆境が襲いかかって来た時にどれだけ力強く、素早く立ち直れるかを決める力
のことで、その素早く立ち直れるかどうかは上で挙げた「次善の選択肢」にあたります。
生きていれば、
・どうしても行きたかった学校に行けなかった
・就職活動が失敗続きでもう萎えている
・妻との仲がどんどん険悪になっていく
みたいな辛いことは多く、厄介なことに辛い側面しかみれなくなってしまうものです。
「辛い時こそ、いい面を見よう」とは言いますけど、意識し続けないと相当に難しいことだったりします。
だから辛いときに対策を立てるのではなく、ノーマルな状態の時に
しんどくなったら、散歩しよう
しんどくなったら、アイスでも食べよう
みたいな自分がホッと落ち着けるような行動を取るようにすることがいいかと思われます。
他に、立ち直りが早くするための方法としては
自己効力感を元に戻すために、これまで成功してきた面を見つめる。
落ち着いた音楽の中で、感謝日記を書く(オススメ)
落ち着く環境を家以外に用意して、そこでボーッとする(銭湯なんかいいかと)
という感じ。レジリエンスを発揮する為にひたすらいたわることが個人的には大事かなと思われます。
もちろん、人によっては
そういう時にこそ責め続けて、反骨精神を持って行動する
みたいなことで逆境を乗り越えるのもアリだと思います。
自分なりのOPTION B(次善の選択肢)を持って乗り越えていきましょ〜!
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