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子どもの好きキライが激しい・偏食について【日本メディカル心理セラピー協会】

日本メディカル心理セラピー協会です。子どもの好きキライや、偏食に悩んでいるママは多いのではないかと思います。

栄養バランスを考えて作って、どうしたら食べてくれるのか考えながら作っているのに、子どもが食べてくれないと、イライラすることや悲しくなることもあるでしょう。

今回は子供の好きキライや偏食について考えていきたいと思います。

子供の好きキライと偏食は違う

好き嫌いと偏食は、食の好みの表現の1つではありますが、意味合いが異なります。

好きキライとは
好きキライは、味や触感などで好みが分かれることのことを言います。
好きキライの場合は、調理法を変えてみたり、言葉かけで納得してくれたりして食べられるようになる場合もあります。成長とともに食の好みも変化していくので、実はあまり心配がないことでもあります。

偏食とは
偏食は好き嫌い以上に極端で偏った状態のことを指します。「野菜は一切食べない」「ジュースしか飲まない」「ご飯しか食べない」といったように、好き嫌いが極端な状態が偏食です。場合によっては栄養が偏ってしまい、成長に影響が出ることもあります。

好き嫌いの原因

子どもが好き嫌いをする原因を考えていきましょう。

 食材の味や色
食材の味や色で好き嫌いを判断していることがあります。たとえば、苦いものには「毒があるのかも」、酸っぱいものは「腐っているのかも」と本能で判断することがあります。色味も本能として、緑は「熟していない」というように子供は本能で食べものを判断することがあります。

 食感の好み
・骨が刺さる
・噛み切れない
・種を出すのが大変
こうした食べ物の食感などの好みで好き嫌いが出る場合もあります。

 過去に嫌な思いをした
かつて食べたときに、味が苦手だったり、熱くて口を火傷したり、もしくはアレルギーの不快な症状が出たことがある食べ物のトラウマから、好き嫌いになっているケースです。

好き嫌いの対応

子どもが好き嫌いをしたときに、どのような対応をするべきか紹介します。

怒ることはNG
好き嫌いに対して、怒ってしまったりイライラする気持ちはわかりますが、怒ったり怒鳴ることはやめましょう。成長したあとも食事の思い出からトラウマになる可能性があります。

 無理やり食べさせるのはNG
怒ることと同様、無理やり食べさせることは控えます。食事は楽しく食べることが重要です。せっかく作ったものでも、好き嫌い克服のためには、子どもが自ら食べようとする気持ちが大切です。

嫌いだと勝手に判断するのはNG
親から先に嫌いなものを判断したり、好き嫌いがあるからと決めつけることはしないようにしましょう。子どもが挑戦する機会をなくしてしまいます。

まとめ

子どもの好き嫌いを克服するために、食べやすい見た目や、食感の工夫をしてみてください。野菜を育てたり、一緒に調理をしたりして工程を楽しむのも食育の観点からもおすすめ出来ます。好き嫌いや偏食は悩ましいところが多いですが、楽しい食卓を心掛けて成長を見守りましょう。

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