Twitter初心者が感じた、自分でもツイートするためのアドバイス。「見ているだけ」から「発信する」へ

精神科医のヒロです。

これまで、Twitterというのは、「芸能人のツイートを見る」「高校生や大学生のコミュニケーションのツール」というくらいの認識でした。
ですが、SNSでの情報発信の面白さに興味を持って、2019年1月から自分でもツイートをし始めて、1か月経ちました。

その間に感じたTwitter初心者ならではの不安と、その不安への対応をまとめてみました。
そして、Twitterを通じたメンタルの安定化についても考えてみました。

<目次>
①何をツイートしたらいいかわからない
②圧倒的強者の存在感に対する恐怖
③ツイートしてみたはいいけれど、反応が気になってしまう
④発信したい事が出てきたら
⑤Twitterを活用したメンタルの安定化


①何をツイートしたらいいかわからない
「どうせ自分のツイートなんて誰も興味がないだろう」と思いつつも、「何をコイツはつぶやいているんだ」と思われたらどうしようという不安って、最初はどうしても考えてしまいます。そうすると、何もツイートできなくなってしまいます。

【私はこうした】
「いいね」
「リツイート」からしてみると、ハードルが下がります。
これらはどちらも、相手に対して共感を示す事になり、また、個人的な表現をするわけではないので、最初の一歩としては良い対応です。

そして次に、「コメントを付けてリツート」です。相手のツイートに乗っかって、プラスαで自分の意見も少しだけ付け加える。
ゼロから考えるよりツイートしやすいです。


②圧倒的強者の存在感に対する恐怖
最初は自分にはフォロワーがほとんどいなくて、ツイートしても何の反応もありません。一方で、ツイートするとすぐにいいねやリツイートが増えてる、フォロワー数がすごく多い人たちの存在がどうしても恐くなってしまいます。自分はまだ気にするようなレベルに到達していないのに比較してしまって、自分の力のなさに自己嫌悪に陥ってしまいがちです。

【私はこうした】
自分と同じくらいのモチベーションのアカウントや、ちょっと自分より上くらいのアカウントを見つけて、その人たちを参考にしました。


③ツイートしてみたはいいけれど、反応が気になってしまう
少しずつツイートもするようになって、たまにいいねとかリツイートが返ってくるようになると、それを求めてしまうようになってしまいがちです。

【私はこうした】
「自分の心に溜まっている思いを吐き出すためだけのツイートも必要」
「みんなにではなく、自分のメッセージを必要としてくれている人のところに届けばそれでいい」
と考えるようにしました。なんでも、〜しなければと考えると辛くなりますので、〜でいいんだと考えるようにしましょう。


④発信したい事が出てきたら
どうやったら自分の思いを伝えられるかを考えます。一言で表したり、長文にしたり。画像を使ったり、ネットのリンクを貼ったり。
リツイートもうまく活用しましょう。
#(ハッシュタグ)をタイトル代わりに使う事で何を伝えたいのかを一言で表す事もできます。

そして大事な事ですが、Twitterというのはどんどん古いツイートが流れていってしまいます。自分の伝えたいメッセージがあるのなら、同じ内容を何度も繰り返しツイートしたり、自分のツイートをリツイートしたりしましょう。影響力のある人たちも、表現を少し変えただけで案外同じ事をツイートしています。


⑤Twitterを活用してメンタルの安定へ
最後に、このnoteを通じてお伝えしたかったのが、Twitterによる精神面への効果についてです。
「孤立」や「思いの抱え込み」は、メンタルの不調に繋がる要因となります。Twitterには、自分と同じ思いを持っている人の存在や、自分の思いに共感してくれる人の存在があります。さらには有益な情報を貰える事もあります。Twitterを通じて、「支えられている感」「一人ではない感」を得て、さらには自分のツイートへの反応によって、「自分もダメじゃないんだという思い(自己肯定感)」が増えることが期待されます。


私はこの効果を「Twitter療法」と呼んでもいいのではないかと思っています。
今まではただ見ているだけで、このようなTwitterの活用はしていなかったという方には、ぜひ一歩を踏み出してもらい、その効果を試してもらえたらと思います。
※副作用として、Twitterに時間を奪われてしまう恐れがありますので注意してご使用ください。


SNSを通じたメンタルケアの可能性について、今後も考えていきたいと思います。

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