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あなたの才能を活かせる職業選択法!

 突然ですが皆さんに質問です!

 「あなたの強みや誇れることを3つ挙げてください」と言われたら何と答えますか?自分で思い付く言葉より、できれば家族や友達などから言われる言葉の方がいいでしょう。とりあえず3つ挙げてみてください。

 人には皆、得意不得意があります。そしてそれを決める材料となるのはあなたの性質や性格です。暗記が得意な人もいれば運動が得意な人もいて、歌が上手い人もいれば書道が得意な人もいるでしょう。しかし、「何をもってして得意と言ってい良いか分からない」という方が結構います。これは私の持論になりますが、得意というのは「相対的」なものではなく「絶対的」なものであって良いと思うのです。人と比べて優れている、劣っているで判断していてはキリがないと思うからです。自分の中で他のことより少しできるなと思えれば、それは得意分野としてとことん伸ばしていくべきだと思います。

 ここからが本題ですが、人間の性質は3つの特性に分けられると言われています。それは、「共感性」「論理性」「創造性」です。「共感性」は、他人の感情に寄り添うことができ、その場の空気や雰囲気を読み取る能力が高い人です。「論理性」は、データや数字に強く、物事を客観的に捉える能力が高い人です。「創造性」は、何かを1から生み出したり、好奇心を持って新しいことに挑戦できる能力が高い人です。

 ざっくり説明しましたが、皆さんに挙げてもらった3つの強みは「共感性」「論理性」「創造性」のどこに属するでしょうか。思いやりがある、誠実で優しいなどといわれる人は「共感性」に入るでしょうし、冷静、論理的、頭の回転が速いなどといわれる人は「論理性」に入ります。また、好奇心旺盛、良い意味で怖いもの知らずなどといわれる人は「創造性」に入ります。

 挙げてもらった3つの強みがどこに属していて、結果的にどの特性に一番多く当てはまったかを知ることが大事です。3個中3個「共感性」に当てはまれば、その人は「共感性」を活かせる仕事についても良いかもしれません。また、どれも1個ずつに当てはまるという人は、適応能力が高い可能性があるので、どこに行っても自分のペースでやっていける人かもしれません。もっと正確に知りたい場合は、長所や強みを3個から5個、7個、10個と増やして分析してみても良いかもしれません。

 このように、自分の適性を大まかに知ったうえで就職活動や転職活動を行っていくと、職業選択の幅が増えると思います。この方法が絶対というわけではありませんが、一部でも参考にできる箇所があれば嬉しく思います。以下に特性ごとに見合った職業の例を載せておきます。ではまた!


★共感性 マーケティング・SNS・営業(接客)・対話・コーチング
★論理性 マネジメント・法律・科学・コンサルタント・プログラミング
★創造性 起業・芸術・エンターテインメント・文学・音楽



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(北野 唯我)


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