もし重症になったら
重症化とは
この図を観ると分かるように、普通は炭水化物(解糖系)、脂肪、
タンパク質からエネルギーであるATPを作ります。
この論文のように、ウイルスに侵されるとサイトカインが増え、
解糖系~クエン酸回路が分断され、糖からはATPが作れなくなります。
すると普通は脂肪からATPを作ります。
重症化する方は、高熱時に脂肪をクエン酸回路に導入できず、
脂肪からATPが作れません。
それでATPを作るために自身のタンパク質(例えば肺細胞)を消化し、
炎症(例えば肺炎)を起こしてしまいます。
麻黄湯などのDADA製剤
この論文から分かるように、解糖系~クエン酸回路の分断がDADAで
回復し、ATPが産生されエネルギー不足が解消します。
ステロイドパルス療法
兎にも角にも炎症を抑えるために行います。
インフルエンザが重症化した際に行うことがあります。
タンパク質を補給
はっきりいって論文等がないので、効くかどうか分かりません。
タンパク質を補給すれば、自身のタンパク質を消費しないだろうという
憶測でしかありません。
ただ昔の人の知恵であるたまご酒があるので、効果はあるはずです。
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