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オーストラリアで「児童大臣」の設置などを求めるキャンペーンが開始された話

この記事では、以下のページを要約しています。
Smiling Mind calls for children’s minister to be established as mental health declines

 オーストラリアの非営利団体Smiling Mind(スマイリング マインド)は、児童の精神衛生と福祉の深刻な課題に対処するために、オーストラリア政府に児童大臣を新たに設置するよう求めています。

 団体のCEOであるアディ・ウーテン博士は、専門家の支援を必要とする子どもの半数以上が支援を受けておらず、支援を待っている子どもの数は過去最大だと述べています。オーストラリア心理学会は、6~12歳の社会不安障害の発症数がほぼ2倍(45%)に達し、18カ月から5歳の児でも30%増加していると報告した。

スマイリング・マインドは、子どものメンタルヘルスに関する認識を高め、人々に行動を求めるキャンペーン「Our Kids Count」を開始しました。このキャンペーンでは、以下の5つを提唱しています。

  1. 児童大臣の設置

  2. 精神疾患の予防に対する政府からの投資
    具体的には、メンタル予防に5%の予算を決めること。

  3. 児童の精神保健と、福祉を優先する国家戦略の実施と資金提供。

  4. 子供のメンタルヘルスに関する全国的な定期調査の開始

  5. 全国児童メンタルヘルスデーの制定

最後まで読んでいただき、有難うございました。

個人的な話ですが、児童福祉施設でも勤務を開始したため、児童の精神衛生についてより深く考えていきたいと思っていたタイミングで、この記事を見つけました。今後、児童大臣が設置されれば、オーストラリアでの児童のメンタルヘルスケアが加速する可能性が大いにあるため、引き続き関連ニュースを取り上げていきます。

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