9月1日を頑張った子たち

「親父、ひどい言い方するんですよ！」
公園を歩いていたら、聞こえてきた会話。　高校生ぐらいの子と、成人してるぐらいの先輩。　 愚痴とムカついた話をする高校生と、時折、経験談と諭す言葉を混ぜながら、ベンチに座って聞き役の先輩。　なんかね、思わずふたりにイイねをしたくなりました。

9月1日。　多くの学校で、夏休みが明け、始業式の日としての象徴。　道に待っていた子もいれば、様々な葛藤と共に迎えた子もいると思うんです。

「学校に無理に行かなくてもいい」
よく聞く言葉。　その通りだと思います。 　でも、頑張って行く子もいます。 　私も、そういう子どもでした。 　行くのが怖いのと、 行かなきゃ！思うのと 、親には言えない、心配かけられないから、大人に怒られるから・・。

公園を持つ事ができるといいかな、と思います。　あなたが心を伸ばせる公園。 　外の世界か、内なる場所か、 そんな居場所があって、 そこには、共感できる仲間がいる。

世の中は生きづらい。　「そんなこと考えずに、今日も頑張って生きてくぞ～」 それもありかもしれない。　
けれど、
「今日も死なずにいる」。　そう思って9月1日を乗り越えた子もいる。　 それでもいいんじゃないかな。

そんなお子さんがいたら、 頑張ったねと褒めてやってください。