ビフォーアフターで集客できないメンズ脱毛サロンが知るべきたった1つの事実
今回は、
「脱毛のビフォーアフターを載せてたくさん反応はいただけるのに、全く集客につながっていない!!?」
という個人経営のメンズ脱毛サロン様に向けての内容となります。
お心当たりのある方の参考になれば幸いです。
ビフォーアフターの掲載が集客につながっていらっしゃるサロン様はそのままのペースで続けていただいて大丈夫です。
1. なぜビフォーアフターが集客につながらないのか
ビフォーアフターを載せたら、
『自分もこんなふうにムダ毛のないキレイな身体になりたい!』
というお客様からのお問い合わせが殺到すると思っている方も多いのではないでしょうか?
そんな方にお伺いします。
今通っていただいているお客様の中でご来店のキッカケがビフォーアフターの投稿だったという方、何名いらっしゃいますか?
そうです、集客できないサロン様が知るべきたった一つの事実とは、
「ビフォーアフターを見てご来店を決める方は少数派」
ということです。
これはビフォーアフターの掲載が全く使えないということではありません。
集客面では、ビフォーアフター以外の投稿の方が圧倒的に有効に働く、ということです。
2. ビフォーアフターを見たお客様の心理を考える
集客に取り組むそもそもの視点は「お客様の立場に立つ」こと。
その上でビフォーアフターを見たとき、お客様はどう考えるでしょうか?
『こうなったらいいな』というものももちろんあります。
でもそれ以外に、
『本当にこうなる?日付操作してない?』
『こんなに抜けて痛くない?』
『自分がでもこうなる?』
『こうなるまでに幾らお金がかかる?』
『これどんな人がやってくれる?』
『どこに行けばやってもらえる?』
こんな不安や疑問も感じています。
女性のお客様であれば、脱毛の認知もすでに十分広まっているし、ご自身の身体に対する意識も高いため、ビフォーアフターの比較をそのままご自身の将来像に置き換えることができます。
でも、男性の場合こうはいきません。
特に今、ゼロから脱毛を始める男性は美容の知識に乏しいことが多いです。
また、今まで一歩踏み出せなかったのは脱毛の効果、刺激の強弱、料金の高い安いについて疑いの目で見ていたから、というケースもあります。
そういう、斜に構えて続けている方に一歩踏み出していただくにはビフォーアフターの比較だけでは説得力に欠けるため、集客につながらないのです。
3. ビフォーアフター以外に取るべき対策
ではどういう内容が集客に効果的なのでしょうか。
先ほどのお客様の心理から逆算して手を打ってみましょう。
・痛くないか、痛いとしたらどのくらいか
・個人差はどのくらい出るものなのか
・どんなスタッフが施術するのか
・料金、トータルの費用はどのくらいかかるのか
・どんなロケーションにサロンがあり、アクセスはどうか
こういった不安や疑問をクリアにする投稿がとても有効に働きます。
お勧めはサロン側からの発信よりも、「お客様からいただくクチコミ」です。
今の時代はサロン側=売り手からの情報より、お客様からのクチコミや星○つの評価が、そのお店に来店したいかどうかを左右しています。
ビフォーアフターを掲載していても集客につながっていないようなら、お客様からの生の声を集めて載せてみてください。
リアルな感想が、これから脱毛を始めたい男性の心を大きく動かします。
4. ビフォーアフターを使用するにあたっての留意点
なお、日本エステティック機構の指針にはビフォーアフターへの言及があります。
あくまで日本エステティック機構からの認証を受けたサロンが従うべき基準ですが、頭の隅に置いておきたい内容ですね。
また、業界的にはこういったスタンスであるということも覚えておきたい点です。
そもそも脱毛には個人差があるのが大前提。
となると、ビフォーアフターはあくまで「そのお客様お一人の変化の記録」ということになります。
お一人でも多くのお客様にご来店いただきたいという面から見た場合、その一個人の記録を紹介するより、いかにご来店のハードルを下げていただくかを考えて情報発信をすることをお勧めします。
今回の内容を参考にするにあたっては
今回の内容も自分の経験が基になっています。
日本エステティック機構の基準を知っていたこともあって、今までの7年弱の営業の中でビフォーアフターを大々的に投稿したのはたった1回だけ。
しかもそこには「これは個人の効果です」と注意書きをひたすら書きました。
アクセスは増えましたが、そこからのご予約につながったケースはゼロ。
ご来店の動機は、立地、料金、クチコミの方が圧倒的に多いです。
そういう知見からの内容と捉えていただければと思います。
メンズ脱毛サロンの経営を知識とアイディアで極めよう
このnoteでは、個人経営のメンズ脱毛サロンの
潰さない
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