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伝える力⑥文章力を上げる方法8選

文章力

文章力と聞いて皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか?
・文章力は自信がない
・あまり考えた事がない
・文章は書かないし作らない
・苦手
など

良いイメージをもっている人は少ないのではないでしょうか?

そもそも文章を書く機会って結構少ないですよね?

携帯電話を持つ年齢が若くなり、手紙を書く機会が減りました。
ネット社会になり、LINEのような短文でのチャットが増えました。

このように、現代では長い文章を書くという事が減ってきました。

記者や、作家、コピーライター、ブロガーなど、仕事で文章を書く人を除けば、文章力を使う場面が減ってきてしまったのです。


とは言っても、文章力はあった方が良いです。
ビジネスで自社の製品やサービスを分かりやすく伝えるために、文章力は大切です。

メンズエステでも、自己紹介やブログなどの少し長めの文章を書いている人には文章力が必要になってきます。
セラピストができないなら店長やオーナーに文章力が求められます。
外部依頼だと経費が増えたり、思ったのと違いが出てくる事もあるでしょう。

使う機会は減ってきたものの、持っていた方が良い『文章力』
文章力は、勉強してトレーニングすれば確実に上達します
文章力を鍛えた事がない人が多いでしょうから、伸び代はたくさんあるはずです。

文章力を上げる方法8選

今回は私が勉強してきた中で、実践していたり、オススメできる方法を8つに絞ってまとめてみました。
前回の『分かりやすく伝える』と重複する部分もあるので合わせてご覧下さい。

①PREP(プレップ)法

プレップ法とは4つの手順を英語にして頭文字を並べたのでPREPとなっています。
・結論を示し(Point
・理由を述べ(Reason
・具体例で相手を納得に導き(Example
・再度結論を示す(Point

結論を示し、理由を延べ、例を出して、結論でまとめます。

メンズエステで例文を作ってみます。
【例文】
インターホンは時間ちょうどに押してください(P)
準備が出来ていない時があるからです(R)
換気や、シャワー室・施術マットなどの清掃、セラピストの身だしなみ、お手洗い、などお客様をご案内するまでにたくさんやる事があります(E)
だから、インターホンは時間ちょうどに押して下さい(P)

筋道が立っていて分かりやすく感じます。論理的に話をする為にプレップ法を使ってみるといいでしょう。

プレップ法は主にビジネスなどで使えますが、小説などストーリーのある文章では起承転結を意識してもいいかと思います。

慣れないうちは、このように型に嵌めた文章を作る練習をしてみましょう。

②一文を短くする

これは初心者向けです。
文章力がないうちは一文を短くする事を意識しましょう。
長い文章は何が何を説明(修飾)しているのかが分かりにくくなります。
日本人が英語を訳す時、辞書を使ったとしても長文だと難しいですよね?
逆に短文だとなんか安心感がありますよね。
何が何を説明(修飾)しているのかが、分かりやすくなるからです。
分かりやすく文章を書く為にも出来るだけ一文を短くする事を意識してみましょう。

分かりやすい文章を書くコツとして、
・主語と述語を近づける
・接続語を少なく
・句読点を分かりやすい位置に
・クドイ文末にしない

などがありますが、一文を短くする事を意識すれば自然と解決できるコツ達です。

【例文】
「東京という場所はとても人が多い所だ」→「東京は人が多い」
東京は場所なので、場所と所は省略できます。
このように無駄なところを削るのも一文を短くする方法です。

③音読する

自分の書いた文章を音読してみましょう。
耳から聞く事で少し違った角度から見る事ができます。客観的に見やすくなります。
何度も読み返す事でより整った文章になります。
また、リズムの悪い文章は読み手が離れやすくなります。音読する事でそういった文章のリズムの悪さにも気づく事ができるのです。

④寝かせてから見直す

これは私がよくやる方法です。
時間が経つと少し違った角度から見る事ができます。
これも客観的に自分の文章を見つめ直すのに使えます。 
最初に書いた時には気づかなかった不備や論理展開の無理、誤字脱字などに気づく事もよくあります。
疲れていない時にやるとより効率が上がります。

⑤上司や信頼できる人に読んでもらう

文章を客観的に見直すことは大切です。
とは言っても自分では癖があったり、限界があったりします。
そこで他人に読んでもらう事が重要になってきます。
作家や評論家といった人達でも、編集者の目を通します。
そうして分かりにくい所が直される事もあるそうです。
プロの作家ですらよくある事ですから、一般人が自分の力だけで完璧な文章を書けるとは思わない方が良いでしょう。


⑥ブログを書く(色んな人に読んでもらう)

身近に文章を見てもらえる人が居なければ、ブログを書くこともオススメです。
ブログを書く事で他の人に見てもらえるチャンスが増えます。
時には分かりにくいなどの批判的なコメントが得られるかもしれません。
日記やメモなどのように個人的に書いても良いですが、ブログだと他の人に見てもらえることでモチベーションやハードルが上がります。
続ける為に、『ブログを毎日投稿する』などと公表してもいいと思います。

ちなみに、私は以前メンエス大学院のnoteを毎週更新していました。
ツイッターなどでは毎週更新を公表していましたし、他人に見てもらう為に質の良い記事を書く事を心がけていました。
毎週投稿を1年以上続けたおかげで文章力がかなり上がったと自負しております。

ダイエットなんかも公表する事で続けれる事もありますし、皆さんも何かを公表して続けてみるといいかもしれませんね。

⑦本を読む

これはとても大切な事です。
私自身学生の頃は本が嫌いで国語も苦手で、当然作文も苦手でした。
社会人になり長期療養が必要になり、仕方なく本を読み始めました。
そして時間もあったので小説や日記などを書くようになりました。それで文章力が上がったと自分では分析しています。

・プロの文章を真似る
・分からない言葉は調べる

特にこの2つを意識してみるといいでしょう。

書く人によって、表現の仕方が様々なのは面白いですよね。

⑧要約する

『伝える力』という本で著者の池上彰さんは、「新聞のコラムを要約すると文章力が上がる」とおっしゃっています。
要約する事を前提に読むと、単に読む場合と違って、その文章をより深く理解しようとします
必要な部分はどこか?省略しても大丈夫なのはどこか?などを考えます。
こうした訓練を何度も繰り返すうちに文章力は確実にアップしていくのです。
新聞をとってなければネットニュースでも良いと思います。

私は以前アニメをツイッターで要約していました。
1話20分程度のストーリーを要約します。
140文字という制限があるので重要な部分だけをツイートする事になります。
140文字で最大限に伝えようとすると結構考えなければいけないので、いいトレーニングになった思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
文章力を上げる方法を8つ紹介しました。
私は学生時代、国語が苦手でした。
もちろん文章力もかなり低かったです。
しかし、上記の事を勉強し、繰り返しトレーニングする事で、文章力が格段に上がった気がします。
とりあえず文章を作ってみて、自分で見返してみましょう。続ける事できっとあなたの文章力も上達するはずです。

前回の『伝える力⑤分かりやすく伝える方法6選』と重複する部分もあるので、合わせてご覧下さい。



参考文献
伝える力(池上彰)など

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