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【ブランド立ち上げ】1人の男が0からスキンケアブランドを創る Vol.1 OEM工場探し

もちろん、僕は工場を持っていません。

商品を作るためには、商品を製造してもらえる工場を探すことから始まります。
そこで手当たり次第、請け負ってもらえる工場に電話をかけ続け、自分が作りたいものを作ってもらえる場所を探し続けました。


そこで、1番の問題となったのは、「ロット数」です。

ロット数とは、何個ずつ発注するかということです。
衣服のようなアパレル関係であれば受注生産ができたり、少数のロットから注文ができたりしますが、スキンケアの場合はそうはいきません。

最小でも、100個からの注文になります。

僕はできるだけ少ないロットで請け負ってもらえる工場を探しました。

「最小ロット数100個~」

という文言に引き付けられ、そういった工場に電話をしまくりましたが、
そんなにうまくはいきません。

最小ロット100個~と謳っている工場では、入れられる成分や使えるボトルに制限がかかります。


ここで思い知らされたことが、「ボトル」の重要性です。

化粧品OEM会社は自分で容器を作っているところはあまりなく、ボトルは他の会社から取り寄せている所が多いようです。

そのため、化粧品OEM会社としては100個から作れたとしても(中身の部分は100個から作れたとしても)、ボトルの発注は1000個からしか無理!ということなら、少なくともボトルは1000個買わないといけないのです。

そして、中々ボトルを100個から買わせてもらえることはありません。

あったとしても、しょぼいボトルのみです。

少ないロットで自分の理想のものを創れるような工場は、残念ながら見つかりませんでした。


ちなみに、「ボトル持ち込み可」という工場もあります。
これは、ボトル会社とは自分で契約をし、そこから発注したボトルを持って、化粧品OEM会社に行き、中身の契約をするというものです。

ただこれはやはりとても大変なので、ボトルの製作~中身の充填までは一貫して1つの会社にお願いする方をおすすめします。(もしやろうとしている人がいたら)


そうして僕は、少ないロットで製造することを諦めました。
ネット上に出てくる代表的なOEM先はほとんど電話をしたため、次はどこに電話をかけようか途方に暮れていました。

そこで、ふと自分の好きな化粧品(正確には乳液)の裏面を見て、製造元の名前を目にします。

「こんな化粧品を作っている工場にお願いできたらな~」


ダメ元で電話をかけてみました。


予想とは裏腹に、とても親身になって話をしていただき、自分の創りたい理想を全て受けとめてくださいました。

「もうロット数なんてどうでも良い。この人と創りたい。」

そう思い、OEM先をその会社に決めました。




こうしてようやく化粧品OEM会社を決めることができた僕ですが、まだまだすべきことはたくさんあります。


一番大事な「何を作るか」です。

商品開発のフェーズに入っていきます。

次回は、「ボトル制作」について書いていこうと思います。



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