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鬼と桜特別編『さよならゲンジマネージャー』
鬼と桜特別編『さよならゲンジマネージャー』
めのう「鬼と桜の皆さんに、お伝えしたい事があります」
ゲンジ「この度、オイラ、ゲンジは、鬼と桜のマネージャーを辞める事になりました」
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鬼と桜のメンバー一同「えっ⁈」
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ゲンジ「ジャックと共にマネージャーを務めてきましたが、マネージャーとしてのプレッシャーが心身共に負担をかけてしまいました。メンバーの皆さんには黙っていたけれど、居ても立っても居られず、プロデューサー、ジャックに相談して、今日伝えようと、メンバーの皆さんを呼びました。
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今思えば思うほど、マネージャーだった時の思い出が湧き上がってきます。 さらに、ここを離れて、京都の伏見で転職しようと思います。 1年間ありがとうございました」
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ジュン「そうだったんですか? マネージャーを辞めて、ここから離れるのは寂しいけど、今までありがとうございました。 良い仕事見つかると良いですね」ラムネ「ゲンジさんと過ごす思い出は、かけがいのない日々でした。 転職しても頑張ってください」ミッチェル「1年あっという間でしたが、鬼と桜を支えてくれてありがとうございました」
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ジャック「共にマネージャーをやって、とても嬉しかったです。 わずか1年だなんて寂しいな」
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ゲンジ「みんな…」
かぶきち「どんなに離れても、お前のこと忘れねーさ。 だって、俺ら親友だろ?」
ゲンジ「かぶきちー」
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めのう「鬼と桜を支えてきたこそ、ゲンジさんがいたんですよ。 今までありがとうございました」
ゲンジ「あざんしたー、プロデューサー」
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そして、別れの日。
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フラッペ「おーい、ゲンちゃーん」
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ジェシカ「送りに来たよー」
ゆきみ「ゲンジさんが旅立つと聞いて、みんなでお別れの挨拶しにやってきましたー」
みすず「ゲンジさんがこの島を出て、京都へ行くなんて驚いたわ」
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ゲンジ「みんな、何でここに?」
めのう「私が呼んだんです。 ゲンジ君が今日島へ出るって、ときめき島の道民代表である、私がみんなに知らせました」
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フラッペ「アタイ達にもお礼させて。 まずは、アタイから。 ゲンちゃん、2年数ヶ月間、仲良くしてくれてありがとう。 またいつか会えたら良いな」
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ジェシカ「アンタと会話したり遊んでワイワイした事が昔のように思えるよ。 京都で立派な大人になるんだよ」
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みすず「不器用で気が小さいだけど、まっすぐで情熱的なゲンジさんを見ていると、アタシ元気が出ちゃったわ。 今日がお別れなのが寂しいけど、またどこかで会えたり…、そう考えると涙が出そうだわ。 今までありがとう」
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ゆきみ「ゲンジさんが離れても、心と絆はいつもひとつ。 京都へ行っても、ときめき島の事を思い出してください」
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ゲンジ「みんなー、わざわざありがとう。 オイラなんて言えばいいか…」
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めのう「私からも最後に言わせて下さい。 2年数ヶ月の間、ゲンジ君と共に貴重な思い出を経験して、嬉しかった事も悲しかった事もありました。
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ゲンジ君が引っ越しするとなると、心に穴が空きそうになりました。
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京都では知らないのことがたくさんあると思いますが、そこには出会いがあると思います。 どんな困難があっても、決して諦めずに努力を惜しまず、立ち向かって下さい。
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そして、今までありがとうございました」
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ゲンジ「めのう、みんな、ありがとう…」
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『まもなく2番線より電車が参ります。 黄色い線までお下がりください』
ゲンジ「もう電車来ちゃった」
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かぶきち「元気でいろよ。 ゲンジ」
ラムネ「またコンサートへ来てくださいね」
ジャック「悩みがあったら、また僕に連絡してくれ」
フラッペ「アタイ達の事、ときめき島を忘れないで」
ジェシカ「達者でな」
ジュン「どうかお気をつけて」
ミッチェル「体調崩さないでください」
ゆきみ「いつでも応援してます」
めのう「お元気で。 また会いましょう」
ゲンジ「おぉぅ。 またな、みんな」
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こうして、ゲンジは、京都・伏見へ旅立った。
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翌日。
ジャック「これからは、鬼と桜のマネージャーを、火曜、木曜、土曜も担当する事になりました。みなさん。よろしくお願いします」
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かぶきち「こちらこそ引き続きよろしく頼むぜ」
ジュン「あまり無理しないでください」
ラムネ「お互い二人三脚でいきましょう」
ミッチェル「大変だと思うけど、これからも僕達を支えて下さいね」
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ジャック「ありがとうございます。 って、あれ、プロデューサーは?」
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ジュン「あ、あー、彼女は、新たなアーティストを探しに、離島巡りに行っています」
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完
あとがき
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
台詞が多少不自然な箇所がありましたが、いかがだったでしょうか?
久しぶりに鬼と桜関連のショートストーリーを書きました。
またこのショートストーリーも随時公開していくので、よろしくお願いします。
めのう
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