中田有紀選手・桑原茜選手、3/26(日) 首位決戦

中田有紀選手と桑原茜選手が所属する4部 Primera Nacional GrupoⅢのHuescaは、23節(3/19)終了時点で勝ち点60。首位に立っているが2位とは僅か1差だ。2位はSeagull(カタルーニャ語では セアグイ、カステジャーノ=いわゆるスペイン語ではセアグル)。
その1位と2位が26日(日)、Seagullホームで直接対戦する。

中田・桑原両選手ともここまで23試合全てに先発出場している。桑原選手は2回のハットトリックで25得点、中田選手は8得点で中心選手として活躍している。

中田選手は2021-22シーズン、ガリシア州の当時3部の Primera Nacional GrupoⅠの Peluquería Mixta Friol(PM Friol)に加入した。Friolは Lugoの西約25kmにある。FriolはGrupoⅠで優勝した。そして今シーズン Huescaに移籍した。中田選手の魅力のひとつは半端ない運動量だ。走る!走る! Huesca Femeninoは CATAPULTを使用しているので1試合の走行距離が知りたい。12km超え?

桑原選手は、2019年7月からスペイン女子サッカーに加入した。最初のクラブはこの週末に対戦する Seagullだった。Seagullはバルセローナ中心部から直線距離で北東に約10kmの Badalonaにあるクラブだ。
当時、Seagullは2部の Primera División "B"(Segunda División "PRO")、Grupo Norteに所属し Primera División(1部)昇格を目指していた。初先発(出場2試合目)の Barcelona Bとの試合でスペイン初ゴールを挙げるなど、22試合中21試合(初戦は登録手続き上の問題で出場出来ず)に出場して3得点と及第点と言えたが、本人はDelanteraなのでもっと点を取りたかったとツイート。翌2020-21シーズン状況が変わる。開幕から6試合連続で70分以降の途中出場が続き7試合目は招集外になる。8試合目の Espanyol B戦で初めて先発出場し39分と80分にゴールを決めた。
だが、次の年内最後のBarcelona B戦以降は招集外が続いていた。2021年2月3日、自身のTwitterでSeagullを退団したことを報告した。3月5日Twitterで、1月の移籍期間にひとつ下のカテゴリー(3部)Primera Nacional GrupoⅢのLevante Las Planasに移籍していたことを報告したが、移籍した日付けは不明だ。
Levante Las Planasはバルセローナ中心部から直線距離で西に約8kmの Sant Joan Despíにあるクラブだ。Levante Las Planasは2部昇格を目指していた。2020年12月末時点で首位と勝点5差の3位。3クラブによる激しい首位争いが4月末まで続いたが、残り4試合で抜け出してグループ首位を決めた。
Getafeとの昇格プレーオフを1勝1分けとして昇格を決めた。
出場記録の詳細は不明だが、リーグ戦でハットトリックを1回達成したようだ。

2021年7月27日 Huescaは桑原選手の入団を発表した。2021-22シーズンの詳細は不明だが、桑原選手のTwitterから計算すると23試合で18得点。2回のハットトリックを達成したようだ。グループ2位までなら新しくなる2部 Primera Federaciónに昇格できたが5位に終わった。
今シーズンは新しい4部 Primera Nacional GrupoⅢで、ここまで23試合で25得点の大活躍だ。

Huescaは Seagullと激しい首位争いをしている。開幕から首位に立ち、14節から18節は Seagullに譲ったが19節に首位を取り戻してここまで来ている。11月の Huescaホームでは2-2で引き分けているので、勝点で並んだ場合を考えるとアウェイだが勝利が欲しいところだ。グループ優勝すれば3部 Segunda Federaciónに昇格する。
中田選手と桑原選手を中心に勝点3を奪い差を広げたいところだ。
Faltan dos días.

なお、私の投稿は千葉望愛選手の note, Twitter, YouTube、各選手のTwitter、tuuliさんのAmeba Blog(https://ameblo.jp/irontuuli/)の過去の投稿なども参考にさせていただいています。


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