亡き母の記録⑦〜最後に

母を病院に搬送するという連絡を貰ってから、火葬場で母を見送るまではあっという間に感じた。
実際もそうで、ちょうどひと月の間に入院、転院、死亡、火葬までがあったことになる。

火葬の後も、霊園に納骨に行ったり、母の借りていた部屋の荷物を片付けたり、部屋や生活インフラを解約したり、することはいくつもあった。
全てを終わらせるのに、もうひと月かかった。

介護の手間をかけさせない良い最期だったとも思うが、早すぎるとも思っていて、複雑な気持ちになる。
元々離れて暮らしていたのが、ちょっと遠ざかったのだと思えばいいのだろうか…。

今回の記事を書いたことで、心の中にあったもやもやを少し吐き出せたと思う。事実を整理して書き起すことで、少しだけだが現実を受け入れることができた。
この先、時間を重ねて行く毎にもっと受け入れることが出来るだろう。

つれづれに書き連ねていきます。よろしくお願いします。