見出し画像

更年期あけその後

更年期の症状がおさまって結構経つ。
ありがたや(*˘︶˘*).。.:*


更年期の真っ只中では、毎日のように体のどこかが調子悪かったり痛かったりした。

仕事に行けないほどの症状じゃなかったけど、度重なる不快感に耐えかねて婦人科で診てもらっていた。
おかげで、症状は楽になった。

あのまま病院に行かず、不快な症状を耐えていたらそのうち更年期症状も治まってきたのかもしれないとも思ってみたり。

一昔前まで更年期なんて言葉もなかったよね。

「まともに取り合ってもらえなくて、しんどくて寝てたら怠けてると言われたりしたけど、そのうち終わったわ。」
的な話をよく人から聞いた。
もちろん母からも。

耐えてりゃ辛抱してりや、終わるわよ。

そういう時代があったのも確か。
その人たちの言葉を鵜呑みにして、病院に罹らず
「これぐらいでしんどいなんて言うの甘え」
と自分に思い込ませて強引にいく手もあったのかもしれない。
今までの女性たちがそうしてきたように。

でも、自分を過信して騙して体と心のサインを無視していくと、仕事を休まざるを得ない事にもなったかも知れないなとも思う。
そうはならずに、心身共それなりに過ごせてきたのはお薬とお医者さんのおかげだ。


今も頭痛がしたり、腰痛だったりはあるのだけど、得体のしれない痛み、みたいなものじゃない。
更年期特有のものじゃないのは、なんとなくわかる。


徐々に老化するこの体と折り合いをつけつつ、生きていくんだなと最近は割り切って考えるようになった。
以前は必死で痛みや不調を「完治」させようと躍起になっていたけど、なんとなく治ったかな?程度、半分程度治ったように思えばそれで御の字だ。

若い頃のように、スカッと治るなんてことはもうないのだ。
こういうことに妥協を重ねていくのだ。
いい意味の諦め。

健康でいるために努力はしていかなければとは思うが、続かないことはしたくないので、毎日納豆食べて、日課のラジオ体操もたまにはサボりつつ、自転車通勤、この程度でいいんだと思ってる。
自分に甘いからなw




「更年期」と言う言葉を人前で堂々と言えるようになったのも、ここ最近の話である。
ようやく政府も「更年期」を口に出すようになってきたらしい。

世の中って変わっていくんだな。




これから迎える更年期世代の人たちに、今よりももっと過ごしやすい環境や制度、医療が増えればいいと思ってる。