珍しく意識の高い日(スクーリング2日目)
土曜に引き続き、放送大学の面接授業。
2日目も、おばあちゃんの的外れな質問と、おじいちゃんの自由過ぎる受講態度と、おじさんの知識ひけらかしながらの解答演説と、おばさんのどうしようもないあほなツッコミで、相変わらずカオスな授業風景だったのだが。
2日目ともなれば、先生も他の人も慣れてくる。
この4人の問題児(児ではないか)が、何か言い出したら昨日までは他のみんなも反応をしていたが、今日はもうしなくなっていた。
反応(ウケたように笑ったり、頷いたりなど)をすれば彼らの態度を助長させることとなるのを、昨日のうちに学習したからかな(笑)
だから、スルー。
無視。
問題児のおかげで気が散る授業ではあったが、だからこそ面白かったのかもしれないな。
睡魔もほとどんどなかったし。
終わり良ければ総て良し、だろう。
経済学の講義を受けるのは初めてで、経済学も前の学期でちらっと勉強した程度だったのだけど、面白かった。
大雑把に言うと経済学や社会学は、人との関わりが生じる問題を研究している。
人や社会がなぜそうなるのか、を考えていくと心理学に突き当たる。
行動心理学とか行動科学とかに通じていく。
だから、面白い。
心理学を勉強するまでは、社会の事も経済の事もほとんど興味が無かった。
それに私には関係ないって思っていたが、違った。
全てが繋がっていることが、少しずつわかってきた。
社会と私。
私の考えていることは、私の意志だけではないのかもしれないということ。
今までの刷り込みや、モラル、常識などが、社会からの影響も大きいと言うことの重要性。
などなど、ざっくりとした感想だが(笑)
放送大学は越境授業も受け付けていて、たとえば北海道とか、山形とか、静岡とか沖縄とか(行きたいところばかりあげてる)全国での授業も受け付けている。
気になる講座がその県の大学にあれば、予約して受講してそのついでに観光も楽しめるってわけだ。
…と、前の席のおじさんが教えてくれた。
今はコロナで何処の県の放送大学がOKなのかNGなのかはわからんのだけど、コロナが落ち着いたらぜひ他県の授業も受けてみたい。
頭の使い過ぎでオーバーヒート気味だし、疲れたけれどとても有意義な二日間だった。
毎日会社と家の往復で、接する人間はごくごく限られていたけど、久しぶりに初対面の人達と時間を共有すると、それだけで刺激になった。
たまには外に出ていかないと、とは思う。
このご時世、なかなか難しいのだけどね。