見出し画像

財布の紐をゆるめて椅子を買う

財布の紐はしめていこうと誓った2023年、さっそく財布の紐を緩めた私(笑)





いや、これはずっと我慢していたんだ。(いいわけ)
せっかくあるんだから、あるもの使おうとしていたんだ。
これはまだ使える、使えはするが、


使い勝手が悪い!!!!!


から、もう、新調することにしたんだ。




何を新調したのかというと、椅子、である。

チェア、である。
chair、である。


パソコンで作業する時、勉強するとき、読書する時、など、作業をする時に使っていたのだが、なにせこの椅子、重いんだ。
母の姉が亡くなった時、家財道具などを母が引き取ったのうちの一つである。
母曰く、「ねえちゃんの持ち物は高価でいいものだから」と。
なんでもかんでも引き取ってきた挙句、おばの形見という名の使われもしない物たちが、家を占領している。

叔母(母の姉)が亡くなって、すでにその旦那も亡くなっており、DINKSだったので子供もいなかった。
医者の妻として贅沢に暮らしていた叔母はいろんな家具やブランドバッグやお洋服を持っていた。
母は捨てるのが忍びないと、これは形見だからと、結構な数の家具や調度品やらを持ち帰り自室の押し入れの中や、使わない2階の部屋に押し込めるだけ押し込んである。
1年に1回陽の目見るか見ないかなのである。
形見というのなら大切にしてほしい より




文句を言いながらも、おばの形見である重い椅子を使っていたが、もう無理。
デザインはアンティーク調で素敵ではあるが、いくら素敵でも、機能性があかんのは話にならん。

ほんま、重いねん。
重厚な木材で作られて(おそらく桜)、安定感はすごい。

立ち上がるとき、重い椅子が引っかかって往生する。
リクライニングもしないし、クッション性もないので、体を椅子に合わせるしかない。
この季節、寒くてひざ掛けをしているから、いろいろもつれながら椅子から脱出。
ラグの上で滑りも悪いため、位置を調節しようと、重い椅子を引き寄せる時に中腰になるのだが、腰痛持ちの私、その体勢がとても辛い。


椅子の位置を直そうとした瞬間、腰にピキっと痛みが走った。


その時、私は、静かに、キレた。



てめぇ、ローラー付きの量産型の安い椅子に変えてやる!







そして、即座にネットショッピングで、気に入った椅子をポチったのだった。

おばの椅子、もう十分使ったよ、ありがとう。
粗大ゴミの日に、捨てる。