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おしいれDIY

長年、地味にストレスを感じていた、使用頻度の高い押し入れ。
この押し入れに昭和の年代もののタンスが入っていたのだが、引き出しがガタつくしスムーズな開け閉めができないし、ガタガタうるせえし。
指を挟んだり、足の小指をぶつけたり、何度も痛い目にあっている。
タンスに服を入れるたび、タンスから服を出すたび引っかかって

タンス、捨てたいわ!クソが!

と思っていた。



念願のタンスを処分できる日が決まった。
タンスを捨てるのはいいが、服を入れる場所が無くなる。
いくら服が少ない私でも、入れ物がないと困るので軽いチェストを買った。
地震が来た場合、凶器になるような重厚な家具なんぞ、私はいらん。


明るい色のチェストを買ったので、いっそ押し入れの扉を取っ払ってオープンクローゼットにしちゃおうぜ!ってことで始めた週末DIY。
ベニヤ板に壁紙を貼るだけでしょ、簡単簡単(*'▽')

10メートルの壁紙を買ったぞ。ワクワク。


まずは扉を取っ払う。

観音開きの扉は簡単に外れたのだけど、金具が全然外れない。
悪戦苦闘するも、ネジ穴をつぶしかねないので諦めて金具はそのままにした。
そのうち潤滑スプレーでも買ってきて吹いてから取るよ。
取れたらいいなぁ。

私の握力が弱いが為、ガチガチになったネジと悪戦苦闘したり、釘を打ち付けるのに時間がかかったりすると、決まって電動工具が欲しいなぁと思う。
一人でDIYをしている一見したら寂しい女に思われるのだろうが、いつも私が思うのは「男は要らない、欲しいのは使える工具!」である。


そのうち買おうかな、よさげな電動工具。
今、私が使っているドライバーは力が込め難いのよね。(もちろん手動)
オシャンティーだと思って買ったけど、実用的ではなかった。



さて。

虚しく残る金具たち。

長年の埃なのか、それともベニヤ板ってのは何度拭いても汚れるものなのかわからんが、きったねぇの。


水分が乾いたところで、さっそく壁紙を貼る。
どこから貼ったらいいのかわからないのだけど、天井から貼ってみた。
まだこのあたりの私はテンション高く、元気だった。

剥離された残骸があるね。


次に背面を貼るのだけど、一番広い面積である。
どれだけまっすぐ貼ろうとしても、糊が思わぬところにくっついたりするので歪む。
しわになったり空気が入ったりするのをへらでキレイにしながら、ゆっくり貼っていく。

腕が、疲れる…。
中腰になると腰痛が…ガラスの腰がピキってなる…。


最初はシワになったらその都度貼り直しをしていたが、そのうち飽きてきて(笑)そのまま貼り続けるようになる。

素人だからこんなもんでええよな、と自分で納得させる。


10メートル買ったはずの壁紙なのだが、2メートルおまけしてくれたようなので余りは床に貼った。
床は化粧板を貼ろうと思ってたけど、いらんな。

パッと見はいい。凝視して見たらあかん。


ライトグレーの壁紙。
べニア板そのままより、明るくなった。
よき。
荒い仕事はど素人ゆえ、見て見ぬ振りをしていこう。



チェスト、はよこい。

姿見、スタンバイ。
チェストがきたら、隣に設置するだけとなった。
お部屋がだんだんと快適になっていく。
嬉しいなぁ。
その分、筋肉痛なんだけど。






そして、本日チェストが届き、完成( ;∀;)ヤッター!

実は中身スカスカ(笑)


7段もあるが、実際衣類が入っているのは4段程度だ。
一番下の段はテレビなどのリモコンや、化粧品やティッシュペーパーなど細々したものが片付けられたw

服とちゃうやん(笑)