贅沢お肉ちゃん
2月、栄転する上司の送別会の幹事をやった。
ホットペッパーグルメでお店の予約をした。
ちょうどキャンペーン中だったらしく、予約人数に応じて高額ポイントをもらえるとのこと。
3月、念願の沖縄旅行はじゃらんで予約したので、そのポイントも合わせて、結構な数字になっていた。
リクルートさん、ありがとうである。
メンディーちゃんも、上司を送り出す時に渡す贈り物を準備する係を申し出てくれたので、大変だったこのイベントに対しての労いの意味で
「このポイントが入ったら、美味しい物を食べに行こ!!!」と言っていた。
そうしてめでたくポイントも入り、ポイントが使えるお店も予約ができた。
ポイント進呈されるのが、今のこのタイミングだったので、上司送り出しイベントからはずいぶん時間が経ってしまっていたが、ただ飯はいつでも大歓迎である。
日頃は手が出せない、ちょっといい焼き肉屋へ行った。
個室があって、薄暗くて間接照明が効いていて、なかなかムーディーである。
デートで使うような雰囲気だ。
焼肉と言えば、まずは、タンを焼く!
のだが、たまに行く良心価格の焼き肉屋さんで出るタンは薄い。
私は、薄いタンしか知らない。
本場の仙台は、タンが分厚く大きいというじゃん。
仙台に行ったら、ぜひ分厚いタンを食べてみたいもんだと常々思っている。
そうして出てきた最初のお肉ちゃんは、タンであった。
横にレモンも添えられているので、間違いなくタンだ。
部位の名前を書いたプレートにも「タン」と書いてある。
だが、私の知っているタンではない。
「え?これがタンなの?分厚くね?」
うわ~薄いタンじゃなくて、分厚いタンじゃん!と心の声がダダ洩れの私である。
嬉しい!嬉しい!初だよ、人生54年生きてきて分厚いタンだよ!!!(興奮)
硬いのかな…と恐る恐る口に入れてみたが、すぐに、やらか~!と言葉が出た。
柔らかくてかつ弾力があって、おいしい。
おまかせコースで注文しているので、悩んで注文するという手間もなく。
日頃お目にかからぬ、さしが入ったお肉の数々が並ぶ。
珍しい真っ白のホルモンを見て、初めて食べるものに驚きながら舌鼓をうつ。
飲み放題付なので、アルコールもせっせと飲む。
しめは肉寿司という、肉にまみれたひとときだった。
確か、サラダやナムルなんかがあったけど、眼中にはなかったな(笑)
メンディーちゃんも私も、お腹のキャパを超えていた。
「いいお肉食べたら、明日はデトックスの日になるよねw」
そうなのだ。
滅多にいいお肉なんか食べないから、食べ慣れてない高級食材を口にすると、必ず翌日はお通じがいつもと違う。
これはデトックスなのである。(知らんけど)
贅沢お肉ちゃんを食べたあとは、きっちりデトックスしないと贅肉お肉ちゃんになってしまうのだ。
無事デトックスできたので、贅肉になるようなことはないのだけども、案の定、吹き出物は出たw
でもいいのだ、幸せな肉時間だったから。
「飲み放題」というのは、逆に飲み過ぎていかん。
お約束の二日酔い、頭痛に悩まされた。
いくつになったら、大人な飲み方ができるのだろう。