油断も隙もないエコジジイ
父は昔から大工仕事が好きだし、棚なんかは朝飯前でちょちょいと作る。
いわゆる日曜大工だ。
手先が器用で、私や弟が小学生の頃の夏休みの宿題で工作と言えば父の出番だった。
父が手際よく作った貯金箱や家の模型などを持って、2学期に登校した。
本当は自分で作ってみたいと思ってはいたが、気が付けば父が学校からのプリントを読み、材料を揃え勝手に作っていた。
ありがたいとは思うが、それじゃ宿題の意味はないのでは?と思うし、父は宿題とは子供のためのものだから本人に主体的にやらせる、なんてさ