畑作り初心者必見!畑作りの基本について

畑作りは難しい?
初めての方でもいくつかの基本的な考え方を身につけることで、楽しんで畑を作ることができます。

1)畑×「場所選び」
 畑を作る場所を選ぶ際には、以下の点を考えましょう。
 1-1)日当たりがよい
    やっぱり植物の成長の基本、光合成大事!
    ただし、半日陰や日陰を好むものも有り。
 1-2)風通しが良い場所を選ぶ
    温度・湿度の上昇防止。
    さらに、温度や湿度を上げないことで病害虫の発生予防効果も。
    光合成要素の一つである二酸化炭素の供給。
 1-3)水はけを良くする
    畑の「うね」や土地の勾配を考えて水を流れやすくする。
    水たまりが出来にくい畑作りを。
    病気の予防効果も期待。
   (そもそも土質の改善も検討)
 1-4)周辺の環境調査も
    病気・害虫・害獣・雑草・人など周りからの侵入可能性を考える。
    さらには、他からの農薬が風に乗って運ばれてこないかどうか。
 1-5)水やりのしやすさも場所検討の一つ

2)畑×「土作り」
 やっぱり基本「土」の状態。栽培に適した「土作り」を。
 植え付け1ヶ月くらい前から準備。
 2-1)土を掘り起こし、耕そう
    その時に出てきた石や草の根などを取り除く。
    植え付ける前に何度か繰り返す。
 2-2)有機質肥料(堆肥やきゅう肥)を畑に混ぜ合わせていく
    土になじむまでに時間がかかるので1ヶ月前がおすすめ。
 2-3)さらに本格的にするには施肥設計を考えてみる
    この植物にはこの肥料がこれくらい必要なのかと検討することで
    土の成分を考える事が出来る。
    化学肥料だと成分が明確なので必要量を計算しやすい。
    ただし、化学肥料はすぐに溶けだし、植物に吸収されやすいので、
    植え付ける直前に化学肥料まくことことがおすすめ。
    化学肥料を使いたくない人は、有機質肥料で
    ゆっくり時間をかけて土作りを。
    有機質肥料が主で土作りをした方が長い目で見るとGood!

3)畑×「うね作り」
 そもそも「うね」とは
 植物を植えている箇所の土が盛り上がっている状態をイメージできますか
 それが「うね」です。
 植物を植える場所の土を盛り上げることで、
 3-1)区分け
   ここに植物が植えてあると一目瞭然な状態を作る。
   「このうねはこれ、あのうねにはあれ」と栽培の計画が立てやすい。
 3-2)よく耕す
   ここに植えると決めるため集中して耕しことができる。
   (作業の効率化)
 3-3)うねの高さ調節で排水性のコントロールを
   うねが高ければ高いほど水はけが良くなり、
   乾燥しやすい状態になりやすい。
   逆に言えばうねを低くすることで乾燥しにくい状態を作りやすい。
  (植える植物の好みの環境を作りやすくなる)

 以上が、Sai活学園で学ぶ畑作りの基本についての考え方です。
 ぜひ畑作りに挑戦してみてください。

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