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ドラフトコントを観た正直な感想

どうも、めんまです。

⚠️今回のnoteは、ドラフトコント2021のネタバレを含みますのでご注意ください!

(2022.1.30追記)現在TVerでの無料配信は終了しています。
今(2021年11月29日現在)ならTVerで無料見逃し配信中なので、事前に視聴されることをお勧めします。



それでは、早速感想いきましょう!
(チームは出演順、メンバーは指名順で表示しています。)

⚠️🚨以下ネタバレ注意⚠️🚨

①チーム山内

キャプテン
山内健司(かまいたち)

メンバー
あんり(ぼる塾)
和田まんじゅう(ネルソンズ)
加賀翔(かが屋)
森田哲矢(さらば青春の光)

山内さんと森田さんの共作コントで、バンドマンをスカウトするという設定でした。
あんりちゃんの口の悪さ(笑)だったり、まんじゅうの圧倒的なキャラクター、加賀さんの変な方向にピュアな感じとか、それぞれの良さを引き出したコントになっていたと思います。

コントの展開について、前半はさらばっぽい展開でしたね。森田さんのあの表情、コントの中で何度も観たことありますもん(笑)
後半に山内さんが出てきてからは、さらばとはまた違う、かまいたちっぽい狂気があって私は好きでした。

そういえば、山内さんがネタ中に着ているTシャツ、よく見るとSKULL PHOENIXって書いてあるんです☠️
このネタのために作ったんですかね??(笑)

②チーム春日

キャプテン
春日俊彰(オードリー)

メンバー
水川かたまり(空気階段)
斉藤慎二(ジャングルポケット)
吉村崇(平成ノブシコブシ)
おいでやす小田

かたまりさん、斉藤さん、春日さんが演じた3兄弟は、1人のブレインとタイプの違う脳筋2人というバランスが良く、それぞれのキャラが立ってましたね。「トゥース!」「はぁいっ!」の持ちギャグコラボも、ユニットコントならではで面白かったのではないでしょうか?
そして、その脳筋コンビに全乗っかりしちゃう吉村さんと、強烈3兄弟に負けない、これまた強烈な小田さんのツッコミもネタにマッチしていました。

KOC優勝後多忙を極める中、このメンバーをまとめたかたまりさんは、個人的に今回のMVPだと思っています。
かたまりさんが一度離脱した後、春日さんに「くじで決めよう」と言わせたのが、遊び心を感じてとても好きです。かたまりさんらしいな、とも思います。

あとは、吉村さんのシャツが剥ぎ取られるシーン、ピカルの定理の某ネタを思い出して懐かしくなりました。(世代)
これもかたまりさんの狙い通りだったら、もう怖いです、、、。

③チーム小峠

キャプテン
小峠英二(バイきんぐ)

メンバー
池田一真(しずる)
嶋佐和也(ニューヨーク)
西村瑞樹(バイきんぐ)
大久保佳代子(オアシズ)

こちらのチームは、小峠さん、池田さん、嶋佐さんの3人でコントを書かれたようです。

冒頭、ファーコートを纏った大久保さんがスーツの男を引き連れてやってきた時は、叶姉妹とグッドルッキングガイ的なアレかと思いました。それぐらい大久保さんって謎のオーラというか、妖艶さを持っている方ですよね。

私は、嶋佐さんの演じるヤバい人が好きなので、今回も安定にヤバい人で安心しました。そこへさらに、池田さんの暑苦しさも相まって狂気度が増していましたし、小峠さんは相変わらずキレッキレのツッコミでした。

また、MCの今田さんもおっしゃっていましたが、途中から西村さんの登場を待っている自分がいました(笑)

嶋佐さんが食べたライター、どうやって作ったんでしょう?それがずっと気になっています、、、

④チーム大吾

キャプテン
大悟(千鳥)

メンバー
長谷川忍(シソンヌ)
盛山晋太郎(見取り図)
せいや(霜降り明星)
サーヤ(ラランド)

師と仰ぐ志村けんさんの意志を継承したいと意気込んでいた大吾さん。確かに、衣装や定番のくだりなど、昭和のコントの面白さが至る所に散りばめられていましたね。

でも、ただそれをやるだけでは多分スベっていたと思います。
コント前のVTRから壮大なフリを作って、伏線回収型にすることで、最後に何をやっても面白い状況を作りあげていたのが、とても良かったです。
長谷川さんのツッコミも最高でしたね。あのコントにおいて不可欠な存在だったのではないでしょうか?

個人的にはサーヤさんの出番がもう少し欲しかったですが、あの数分間に全て詰め込むのは難しいですよね、、、
1番可哀想なのはせいやさんですが(笑)
元々40分あったものをかなり削ったと大吾さんも仰っていたので、是非フルバージョンもどこかで観てみたいものですね。

⑤チーム又吉

キャプテン
又吉直樹(ピース)

メンバー
じろう(シソンヌ)
鈴木もぐら(空気階段)
向井慧(パンサー)
丸山礼

個人的には1番好きなコントでした!
「芥川賞作家が書くコント」って純粋に気になりましたが、やっぱり台本が凝ってて私にはめちゃめちゃ刺さりました。
SF要素が詰め込みすぎってぐらい大渋滞しているのに、ちゃんと聞き手が理解できるように書いているのは流石ですよね。

それと、向井さんの全てを「いい感じ」にするバランス調整力?とか平凡力?って本当にすごい才能だと思うんですよ。
混沌とした空間の中に、向井さんという圧倒的に普通の人(失礼)、観客側の視点の人間がいることで、どれだけ変なことをしても素直に受け入れられるというか。
うまく言葉にできませんが、、、多分、今回のような難解な設定のコントを成立させられたのも、向井さんの存在が大きかったと思います。

ラスト、独裁者がまさかのニューヨーカー綾部さんだった所に、又吉さんの相方愛を感じました。
オチを知ってからもう一度観ると、ギャル博士の「たった1人の友達なんです」ってセリフが沁みますね。


まとめ

5チームとも全然違う雰囲気のコントでしたし、1ヶ月でここまでのネタを作り上げられるなんてすごいと、芸人さんへのリスペクトがさらに増した気がします。
コントの作り方ひとつとっても、1人で全部作ったり、複数人のアイデアを持ち寄ったり、様々な作り方があるのが、ユニットコントならではの面白さと言えるのではないでしょうか?

ドラフトコントは一応「大会」らしいのですが、個人的には勝敗を決めるのはおまけ程度と割り切って、「コントのお祭り」として観たほうが純粋にコントを楽しめると思います。

また、今回はほとんど触れませんでしたが、ドラフトコントの醍醐味はやはりドラフトパート!山内さんのくじ運が最悪だったのめちゃめちゃ面白かったです(笑)


以上、ドラフトコント2021の感想でした。
第2回もあるといいですね😚


めんま

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