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スタートアップに転職して知った「個人の事情を許容する働き方」の実態

はじめに

自己紹介

10Xのコーポレートオペレーションズ部で労務を担当していますmanaです。ここ半年は人事制度リニューアルの運用にどっぷり浸かっていて、半身は人事制度の人になりつつあります。人事制度のリニューアルについてはyamotty組織と人事に向き合ったCEOの12ヶ月の記事で書かれています。
私生活では5歳の息子(かわいい)と1歳の娘(かわいい)がいて、ワイワイ暮らしております。美味しいものが好きで飲み会も好きです。

お決まりの導入

これは10Xアドベントカレンダーの26日目の記事です。26日目?!って思った方、、、そうなんです。10Xのアドベントカレンダーは書き手が集まりすぎて31日まで続きます。引き続きお楽しみに。そしてこの企画に乗っからせてもらってnote初投稿です。SNSもブログもやっておらず発信にめっぽう疎いのできっかけをもらって感謝です。yamakazuさんありがとうー!‼︎
昨日はoga-chanの ネットスーパーのCSを10xしたい ~入社エントリ、あるいは10Xとugazinの話~ という記事でした。

好きなスーパーはロピアで、"ロピアといえばやっぱりお肉" ですね。オリジナルブランドのみなもと牛は、いいお肉なのにコスパ最高なのでお腹いっぱい食べられます。ガーリックチップを添えてステーキにするのがお気に入りです。

今日のテーマ

初投稿なので何を書こうか迷ったのですが、直近家庭でのちょっとしたアクシデントを乗り越えたので、自分自身が転職するにあたっても大きなポイントだった "スタートアップでの働き方" について、感じていることを書こうと思います。

10Xでは「個人の事情を許容する働き方」が可能

補足すると個人の事情とは言葉の通り「個人の事情」で、自身や家族の怪我や病気、介護・子育て、通学やスキルアップ、趣味まで内容を問わず含まれます。
また、一方で会社としてチームのスループットを最大化することも当然重要で、今はこのチームの生産性と個人の事情を許容することのバランスから、以下の運用ルールになっています。

  • 10:00 - 17:00は集中タイムとして同期的に働く

  • 集中タイムの中抜けは可能だが、不在をチームに明示する

私自身第2子が保育園に行き始めたタイミングで10Xに転職したこともあり、自分がどのくらい働けるのか(保育園入園1年目は一般的に様々な感染症を持ち帰り休みがちになるため)。また自分が仕事とバランスをとりつつ、どう1日のリズムを作っていけるか、という部分については、上記のルールを知っていた上でも不安がありました。
第1子が割と熱が出やすかったこともあり、働ける時間の期待値調整をしておきたいという思いで入社当初は6時間の短時間勤務で働かせてもらうことになりました。

実際に働き出してみて

入社3ヶ月でフルタイムに切り替えることができました。育児休業明けでやや「仕事は楽しいなぁ」とハイになっていた事実も否定できませんが、実際に入社してみると、"10:00 - 17:00は集中タイム" という設定が私個人としてはリズムを作りやすく、意外と働けるなという感覚でした。今はさらに慣れてきて、早朝や寝かしつけ後に作業系に集中する時間をとるというペースでうまく回っています。

1日のルーチンはこんな感じ

平日夜は夫が不在でワンオペですが、体調を崩した際など「実家に頼る」というチートスキルも存分に活用しつつ日々のオペレーションを回しています。

12月、事件発生

正直我が家の1番の問題は「日々のオペレーションがまぁ何とか回っていること」です。これは我が家に限らず、あるある〜な案件かと思います。家族の誰かの不調や出張など、いろいろありますよね。夫か私どちらかが元気であればカバーできますが、2つ以上のイレギュラーが発生するとそれまで「まぁ何とか回っていたオペレーション」は簡単に崩壊します。ガラガラ〜。。。

コロナよ…

そう、我が家にもこの波が来ました。夫が会社のイベントで濃厚接触者となり、そのまま陽性。翌日から40℃超えの発熱で厳格な隔離体制に入りました。
子供2人は陰性が確認できたものの濃厚接触者となり、保育園はお休み。私も陰性ではあったものの若干調子を崩しておりフルパワーでは頑張れないな〜くらいの状況でした。

  •  一家全員の感染連鎖は避けたい

  • 子供2人は体力全開(とはいえ濃厚接触者なので家にいるしかない)

  • 私も在宅保育&仕事を全力では頑張れそうにない

上記を鑑み、夫はホテル隔離を選択してもらった上で、私も3日間「子の看護休暇」※パートナーの疾病等により保育が必要になる場合も適用可  をいただき、万全の体制で養生することにしました。

結果として運よく家庭内感染は回避でき、翌週から保育園・仕事に復帰。想定よりスムーズに日常を取り戻すことができました。

私が利用した「子の看護休暇」は10Xの福利厚生の一部です。法定有給とは別に子供1人につき5日(最大10日)付与されています。10Xの福利厚生はこれに限らず社員のダウンサイドリスクをフォローするという基本的な考え方に基づいて設計されており、まさに今回このフォローで救われた形になりました。

思い切って休めた理由は制度だけではない

じゃあ制度があるからオールオッケーなのかというと全くそうではないですよね。何かあった時に制度が使える、そしてその分をチームにフォローしてもらえ、戻った後もスムーズにキャッチアップできる。そういったカルチャーがセットで必要だと思います。

私が10Xに働きやすさを感じているPOINTはまさにこの辺りです。

  1. 情報がオープン:休んでもSlackとNotionを遡れば何となく流れを把握できる

  2. 圧倒的ドキュメンテーション文化:MTGも議事メモが必ず残っているのでキャッチアップできる

  3. 個人の事情を許容する働き方が根付いている:休みますと伝えた時のリアクションが温かく、何かあってもチームがフォローしてくれるという安心感がある

急遽休むことを伝えた時のチームの反応….泣ける…

終わりに

チームメンバーとのオフサイトの様子。定期的にオフラインで集まって、美味しいおやつ(これ大事)とコミュニケーションをとる機会をもっています。

働き方って仕事の中の1つの要素でしかないものの、仕事を選んでずっと続けていく上ではボトルネックになり得るんですよね。
コーポレートとしても、まだまだやれることは沢山。。。終わりなき道ではありますが、10Xの人事制度、そしてカルチャーを一緒に考えてくれる人を募集しています。

明日はCorp ITのryotaさんが担当です!!お楽しみに〜^^

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