日本ダービー'24
↑週中にUPしたのが出走全馬を評価したこの記事。これに基づき上位5頭をそのまま予想でもスライド。ほぼコピペになるが付け足してる部分も。5頭以外で触れてない馬はこちらでカバー
◎アーバンシック
○シンエンペラー
▲ジャスティンミラノ
△レガレイラ
△ジューンテイク
アーバンシック
父スワーヴリチャード。自身は父ハーツクライに米国の血を放り込み早期から動けるようにという社台の練り込まれた配合。それが産駒の成功にも繋がり種付け料も跳ね上がる要因になったような。レガレイラとは母が全姉妹同士で同じ血統構成に
’23 ハーツコンチェルト
ホープフルS 10-10-11-11 上がり2位
’22 ドウデュース
皐月賞 15-15-16-14 上がり1位
’17 スワーヴリチャード
皐月賞 6-9-11-10 上がり5位
’14 ワンアンドオンリー
皐月賞 18-18-17-12 上がり1位
’11 ウインバリアシオン
弥生賞 10-10-8-7 上がり5位
これは【中山2000m重賞道中10番手以下経験&上がり上位→ダービー3着内ハーツクライ産駒】’20年2着サリオス以外のハーツクライ産駒のダービー好走は全てこのパターン。中山で届かず→大箱替わりで逆襲はまさに内包するトニービンの力。そんなハーツの血をひくスワーヴリチャード産駒はどうなのか?になるが、ここまで産駒が芝多頭数内枠で未勝利(15頭以上.馬番4番以内)であるように全体的には器用に立ち回るより爆発力がある馬が上級馬では多い印象=これまさにトニービンなのよね。同馬は皐月賞13-13-13-10で上がり3位、京成杯12-11-8-10で上がり1位。母父ハービンジャーは今世代優勢なデインヒル系、母方にはサーアイヴァー(サーゲイロード)クロスを備えていかにも脚を伸ばせそうで逆襲のパターンっぽい。もうちょい外目の枠が良かったが内よりはまだ良かったし百日草特別→京成杯からの競馬から完全にトニービンというジャッジを下してる
平均勝利距離 1777.9m
平均勝利距離(牡馬) 1935.3m
平均勝利距離(牝馬) 1620.6m
平均連対距離 1857.9m
平均連対距離(牡馬) 2022.8m
平均連対距離(牝馬) 1616.7m
そしてこれは【母父ハービンジャー全産駒.芝】母父ハービンジャーは牡牝で距離適性に違いが。牝はメイケイエール等(スピード型の父が多いが)、牡はべラジオオペラ.ドゥラドーレス.コパノサントス等。牡牝でわりとシンプルに能力を伝えやすいか。スワーヴリチャード産駒はダンチヒ保持馬と重賞でセットで馬券になりやすく、基本スピードとパワーのダンチヒと蜜月なら母父も相まって距離延びて?という可能性は否定しないが…同馬は牡馬でむしろ同世代戦なら2400mがアドバンテージになる可能性は母父から示唆
シンエンペラー
父シューニ。ここまで産駒は芝1200mに特化してるが、実はヴィズサクセス.タングルウッドが同馬同様にワンターン1800m上がり33秒台で産駒として勝ち上がっている。2頭共その後その距離では勝てなかったが結局ディープ産駒に阻まれており、適性自体短いということは決してなくディープが居ない現代なら真っ向勝負出来る算段。母父ガリレオはサドラーズウェルズ系
’23ソールオリエンス 2
’21グレートマジシャン 4
’20サトノインプレッサ 4
’19サートゥルナーリア 4
’17アドミラブル 3
’16ディーマジェスティ 3
’13エピファネイア 2
近年1着.3着まで届かなかったダービーでの母方サドラーズウェルズ保持馬。これも速い脚ディープに阻まれ続けた…欧州ノーザンダンサー系配合で脚を伸ばすならやや不満ではあるがミスプロの5×5×5×5という4本持ったクロスが夢を抱かせてはくれる。前走はこの配合ならシンプルに時計が速すぎたはずで東京替わりで前々勝負ならまだ分からんぞと。’96フサイチコンコルド、’06メイショウサムソン、そして昨年のタスティエーラ。1990年以降父ノーザンダンサー系のダービー馬は3頭。’96は既に席巻してたがSS産駒2年目、’06はSS産駒ラストクロップ、昨年はディープ産駒不在。そして今年から完全にディープ産駒が居なくなった。父ノーザンダンサー系のダービーは過渡期でこそか?そんな昨年のダービー馬タスティエーラはサトノクラウン産駒でMarju~父欧州ノーザンダンサー系もミスプロ3本のクロス。この血がダービー獲れたというのは主流だった脚速血統が居なくなったのも大きかっただろうし、育成⇒早い段階のレースで速い脚の一端さえ見せていればそれに伴って現代では十分勝負になってくるというところ。Siyouni×Galileoの同馬もまさに新時代とマッチした配合の予感。あくまで”血統予想”である以上そっちの可能性に賭けるというのは真っ当ではないか
◎アーバンシックからの視点なら○シンエンペラーはダンチヒ保持馬であるし、シンエンペラーからの視点でいうと
ホープフルS1着 母父ハービンジャー
ホープフルS3着 母父Zoffany
京都2歳S2着 父ハービンジャー
京都2歳S3着 母父Champs Elysees
新馬3着 父ハービンジャー
ハービンジャーとZoffanyの父がDansili、Champs ElyseesはDansiliの全弟。つまりDanehill×Hasiliを相手に連れてきすぎてる!人気薄が混じってる点からもこれは決して偶然でもなんでもなく方向性が同じ血がくっきりと。2着した弥生賞でDanehill×Hasiliは不在だったが…1着コスモキュランダは母母母父Danehill(Danehill持ちは出走馬中2頭のみ)、3着シリウスコルトは父マクフィがShareef Dancer.High Line.ダンチヒ.ロベルト.リファールとハービンジャーと同じ血を5代内にふんだんに持っていた。つまりこの馬を○評価するなら母父ハービンジャーのアーバンシックとの両立を狙いたくなるというもの。
ホープフルS終了後にシンエンペラーと百日草特別でのアーバンシックを見てほんのりダービーでこれを狙いたくなり→京成杯のアーバンシックのいかにもトニービンな競馬を見てさらにその気持ちが大きくなり→皐月賞終了後にダービーの◎○はあっという間に決まりに
ジャスティンミラノ
父キズナ。2走前共同通信杯がキズナ牡駒としては初となる東京重賞勝利。それが示すようにキズナ牡駒のここまでは斬れよりもパワー体力優勢なぶん東京での伸び脚比べでは分が悪かった感。母父が今世代優勢なデインヒル系Exceed And Excelで桜花3オークス3ライトバックと同配合でDarshaan保持まで共通。こちらは母母父Shareef Dancerで母方サーゲイロードクロス。脚を伸ばすという意味で申し分ない母方のおかげ且つ今世代抜群のキズナで牡馬初東京重賞をもたらしたか。皐月賞前から皐月<ダービーという捉え方をしており当然評価は必要
レガレイラ
父スワーヴリチャード。自身は父ハーツクライに米国の血を放り込み早期から動けるようにという社台の練り込まれた配合。それが産駒の成功にも繋がり種付け料も跳ね上がる要因になったような。アーバンシックとは母が全姉妹同士で同じ血統構成に
’23 ハーツコンチェルト
ホープフルS 10-10-11-11 上がり2位
’22 ドウデュース
皐月賞 15-15-16-14 上がり1位
’17 スワーヴリチャード
皐月賞 6-9-11-10 上がり5位
’14 ワンアンドオンリー
皐月賞 18-18-17-12 上がり1位
’11 ウインバリアシオン
弥生賞 10-10-8-7 上がり5位
これは【中山2000m重賞道中10番手以下経験&上がり上位→ダービー3着内ハーツクライ産駒】’20年2着サリオス以外のハーツクライ産駒のダービー好走は全てこのパターン。中山で届かず→大箱替わりで逆襲はまさに内包するトニービンの力。そんなハーツの血をひくスワーヴリチャード産駒はどうなのか?になるが、ここまで産駒が芝多頭数内枠で未勝利(15頭以上.馬番4番以内)であるように全体的には器用に立ち回るより爆発力がある馬が上級馬では多い印象=これまさにトニービンなのよね。同馬はホープフルSでは差し届いたが皐月賞では14-15-14-13で上がり1位。母父ハービンジャーは今世代優勢なデインヒル系、母方にはサーアイヴァー(サーゲイロード)クロスを備えていかにも脚を伸ばせそうで逆襲のパターンっぽい。ただこの内枠というのはどうしても産駒的には引っ掛かってくる。ルメールが好位置取ってすんなりと~の可能性は血統評価とは違うので割愛
平均勝利距離 1777.9m
平均勝利距離(牡馬) 1935.3m
平均勝利距離(牝馬) 1620.6m
平均連対距離 1857.9m
平均連対距離(牡馬) 2022.8m
平均連対距離(牝馬) 1616.7m
そしてこれは【母父ハービンジャー全産駒.芝】自身ホープフルS勝ち馬ではあるが母父ハービンジャーは牡牝で距離適性に違いが。牝はメイケイエール等(スピード型の父が多いが)、牡はべラジオオペラ.ドゥラドーレス.コパノサントス等。牡牝でわりとシンプルに能力を伝えやすいか。スワーヴリチャード産駒はダンチヒ保持馬と重賞でセットで馬券になりやすく、基本スピードとパワーのダンチヒと蜜月なら母父も相まって距離延びて?という可能性は否定しない。同じ血統構成である◎アーバンシックとの差は枠と性別
ジューンテイク
父キズナ。母父シンボリクリスエスとの組み合わせはソングライン.アカイイトで共に牝馬で良配合でも牡馬としてどうだろうかという気はするが…この母父シンボリクリスエスは東京重賞が最も走っており、それはきっと内包してるシアトルスルーの力ではないのだろうかと即ち脚を伸ばすという意味で。今回Cコース替わりで内枠をひき京都新聞杯からの臨戦、キズナの父ディープ産駒で内&京都新聞杯2からダービー馬になったロジャーバローズもシアトルスルー保持しておりリファール保持まで同じときたら怖いぞと
馬券は◎単.◎○ワイド.◎▲ー○△△3連複.○単