オークス’24


▶考察記事


グリューネグリーン(母方プリンスリーギフト保持)
カルリーノ(母方プリンスリーギフト保持)
アサマノイタズラ(母方サーゲイロードクロス)

考察通りで予想するか?それは昨日東京メインメイSのこれらの脚の伸びを確認し結果に委ねようと。カルリーノ&アサマノイタズラは後方のまま15.16着、そしてグリューネグリーンは0.5差7着、これだけ見ると微妙ではあるが…グリューネグリーンは上がり2位且つ自身上がり33.6は過去最速。届いてはいないが内前決着でこれならプリンスリーギフトの効き目はあったかと前向きに。加えてトニービン(母方保持)の差しも効いてたのもあって、支えとして”脚を伸ばせる血統”の重要性は全馬初となる東京2400m戦でやはり大きなアドバンテージになると捉えたいということで事前の考察どおりで


◎スウィープフィート
○アドマイヤベル
▲ラヴァンダ
△ステレンボッシュ
×チェルヴィニア
×ライトバック


スウィープフィート
5代母方がトウショウボーイでこれがプリンスリーギフトに。4代母方にダンシングブレーヴでその母父がサーゲイロード系。ラヴァンダ.スズハローム.マスクトディーヴァも母方にダンシングブレーヴ保持し今東京好走。キングヘイローの父がダンシングブレーヴで保持するサーゲイロードから脚を伸ばす影響力は高いとみる。そのサーゲイロードと母父ディープスカイが保持するSecretariatは姉妹になるのでつまりサーゲイロードニアリークロス。父スワーヴリチャードが内包するSeattle Slew込みでどこまでも脚を伸ばせそうな血統構成。前走桜花賞最後の直線でライトバックに内に追いやられたのが痛くスムーズさを欠いたが…スワーヴリチャード産駒が芝多頭数内枠で未勝利(15頭以上.馬番4番以内)であるように内包するトニービンの影響がここまで強く器用に立ち回るというより不器用な分だけスムーズさを欠くよりはチューリップ賞のような爆発力がトニービンらしさを醸し出してる。ならばもうここしかないであろうしキズナ&ドウデュース乗りで届け!


アドマイヤベル
スワーヴリチャード産駒に◎なら同産駒の同馬も評価。母父Numerousはジェイドロバリー全弟でSpecial牝系ならパワー.体力寄りもその奥Kenmare~Irish Riverが脚を伸ばせる欧州血


<スワーヴリチャード産駒>
フローラS勝ち馬アドマイヤベルはフリージアS2着に百日草特別3着。その百日草特別で勝ったのがアーバンシック。京王杯2歳S勝ち馬がコラソンビート。東京同世代戦の1勝クラスより上で脚を使えるというのも産駒の特徴。そしてもう一つの特徴は

フローラS 2着 母父ベーカバド
フィリーズR 1着 母父Clodovil
チューリップ賞 2着 父デクラレーションオブウォー
共同通信杯 1着 母父Exceed And Excel
京成杯 (該当馬なし)
ホープフルS 3着 母父Zoffany
阪神JF 1着 母父Danehill Dancer
デ杯2歳S (該当馬なし)
京王杯2歳S 3着 母父スニッツェル
札幌2歳S 1着 父デクラレーションオブウォー

スワーヴリチャード産駒の芝重賞3着内…セットで父or母父ダンチヒ系を全て連れてきてる!(該当父4頭母父13頭と母数少でこれはなかなか)。基本スピードとパワーのダンチヒとこれだけ蜜月なら距離延びて?という可能性も否定はしない。ただこの時期の同世代2400m戦で産駒たちの東京での走りを見るとシンプルにトニービン~ハーツクライで狙うという形でいきたい



ラヴァンダ
母方サーゲイロードクロスでダンシングブレーヴ保持。Mill Reefも持っていて欧州色が前に出た母方。シルバーステート牝駒にはオークス13着ウォーターナビレラがおり牡馬はパワー型が多い。ただどうだろう?負けて強しだったチューリップ賞→内からしぶとく脚を伸ばしたフローラSからするとシルバーステート産駒でも脚を伸ばせるタイプ。産駒のイメージよりレンジの広さを感じるのは母方からなのか。母父ベーカバドは父ベーカバドの仔たちを見るとダンチヒ系でも交互(×○)でというより前走込みで近走走ってるのに舐められて走るほうのダンチヒ。まさに前走がそれではあるが…その源泉が保持する意外性血統Courtly Deeでもあるならばまた舐められたのもあるし◎スワーヴリチャード産駒なら当然のように狙いたい


ステレンボッシュ
母父ルーラーシップがトニービン内包。エピファネイア産駒はキズナと共に4年のサイクル=初年度産駒の結果を受けてバッチリ嵌った今世代ということになろうか。字面だけなら2400mはどーんと来いではあろう


チェルヴィニア
父ハービンジャーがダンチヒ系で◎スワーヴリチャード産駒なら押さえ。

ハービンジャー全産駒.芝
平均勝利距離 1891.6m
平均勝利距離(牝馬) 1789.3m

ハービンジャー×キンカメ.芝
平均勝利距離 1986.0m
平均勝利距離(牝馬) 1991.3m

ハービンジャー×キングカメハメハはハービン産駒全体から抜き出すと距離延びてこそな配合であり牝馬は尚更な傾向。ブラストワンピース.ローシャムパーク、牝馬はモズカッチャン.コトブキテティス.チルカーノ等。体力に寄るという印象は強い


ライトバック
キズナ産駒はエピファネイアと共に4年のサイクル=初年度産駒の結果を受けてバッチリ嵌った今世代ということになろうか。さらに母父Exceed And Excel=デインヒル系も今世代優勢な母父でダンチヒ系なら◎スワーヴリチャード産駒で押さえ。母方にDarshaan~Shirley Heightsという脚を伸ばせる血を保持してるのもいい。ただ急坂大好きDoff the Derby牝系馬ということもあって100点と捉えた桜花賞よりは97点ぐらいで