血統×血統クロストークvol.6④


メンク×血統のフランクさんの血統×血統クロストークの宝塚記念第4弾です。


第1弾~第3弾のクロストークはこのバックナンバーを辿ることにより読むことが出来ますので合わせてご覧いただければなと。


そして今回の宝塚記念、それぞれの予想は以下の通りでした。


【フランクさんの予想】

◎ヒシイグアス
○アリーヴォ
▲パンサラッサ
△デアリングタクト
△ディープボンド
△オーソリティ
△タイトルホルダー
☆エフフォーリア


【メンクの予想】



さて、ここからレースの振り返りをクロストーク。振り返りをしつつと思いきや途中少し横道に逸れて、それぞれの熱い血統への思いが噴き出しました。ほとんど勝ち馬であるタイトルホルダーのことばかりになっちゃいましたが…それでは、どうぞ~



メンク 「お疲れ様でした。ヒシイグアス2着!2着!無念でした。しっかりと乗り替わりで導いてくれたレーンは流石でしたが、4角内から直線後もう少し捌きがスムーズだったらなあとは思いましたが、それでもタイトルホルダーが強かったでしょうし敵わなかったかなあと。フランクさんはしっかりと的中ですよね?」


フランク 「おつかれさまでした!最後の直線はハーツの勝ちパターンや!と思ってたのですがタイトルホルダーが全然垂れず…!馬券は当たりましたが、トリガミでしたので消化不良感が😅ヒシイグアス頭の馬券がほとんどでしたので…」


メンクの宝塚記念馬券


メンク 「ほんと最後の直線熱かったですよね!そうでしたかあ…トリガミでしたかあ…自分は↓のクロストークを再度読み直してタイトルホルダーは押さえてはいましたが、ドゥラメンテ的に結局2番人気というのも自分なりのこじつけとしては大きかったかなと(ドゥラメンテ=ダンチヒ的に)



フランク 「タイトルホルダーは自分のペースで競馬出来ないと見てましたが、アフリカンゴールドにつつかれることもなく、パンサラッサの無理なペースに付き合うこともなく競馬ができたこと、これに尽きると思います。体力にはメンバートップの自信があるので残れると鞍上も信じたんでしょうね。これには感服です。血統的にもサンデーの血が薄いので納得ですね


メンク 「それでも距離短縮で道中一気に前走からペースUPしてのものだけにこれはめちゃくちゃ価値があると思いますよ。タイトルホルダーはドゥラメンテなんでサンデーの血が3代に出てきますが、2代内にサンデーを持ってなかったのは7頭居てタイトルホルダーとデアリングタクトが1.3着。昨年も今年と同じような馬場の中でワンツー決めたのが2代内にサンデーを持ってなかった馬。サンデーの血をどこかに持つ馬がほとんどの中で、今後いかにサンデーの血を表に持ってないか?というのが結局は肝になっていきそうです

タイトルホルダー血統表(TARGETより)
デアリングタクト血統表(TARGETより)
昨年宝塚1着クロノジェネシス血統表(TARGETより)
昨年2着ユニコーンライオン血統表(TARGETより)


フランク 「来年のポイントはそこですね!」


メンク 「そうですね!きっちり覚えておきましょう。ではタイトルホルダーについてこれで凱旋門賞に向かうことになりそうですが血統的にはどう考えますか?


フランク 「ヌレサドクロスにミルリーフ持ちということで欧州的スタミナは持っているので向く向かないで言ったら向くと思いますただし日本競馬で結果を残してきた万能感のあるドゥラメンテが今度は邪魔になってくるなと思いますね。昨年のクロノジェネシスでも思い知らされましたがそれを指標に考えたら勝つまではキツいと思います。ただ矢作先生も言っていましたが、勝つなら逃げ馬だなという意見には僕も賛成なので凱旋門賞でも日本馬ということで舐めてくれれば、この馬の勝ちパターンなのでチャンスはあるでしょう」


メンク 「調べたら母父サドラーで凱旋門賞に挑戦するのはエルコンドルパサー以来2頭目のようです(父サドラーならメイショウサムソンが居ましたが…)。それを考えるとフランクさんおっしゃるように重厚感ある母方なんで向きそうですし楽しみはあります。そしてその万能感あって日本のオールスターを結集させたかのようなドゥラメンテが邪魔にならないか??自分は凱旋門賞で日本馬が勝つ為には、血統適性云々よりもまずは現役で今最も強い馬を連れて行って欲しいというのが持論です。エルコンドルパサー.ディープインパクト.オルフェーヴル.ナカヤマフェスタ???。ダービー馬で血統が合わなそうなキズナでもあわやの4着でしたしね。まずタイトルホルダーは今最も強い馬という意味ではクリアしたかなと。そこに母方の後押しでどれだけやってくれるか?チャンスはありそうですね」


フランク 「現役最強馬が可能性あるという判断なのであれば、例えば昨年に曲がりなりにもグランアレグリアとコントレイル、そしてクロノジェネシスを倒すことになるエフフォーリアということになりますよね。例えばクロノジェネシスではなくエフフォーリアが出てれば勝てた可能性があった、そんな感じですか?」


メンク 「まずは現役最強馬が基本でそこに血統が合うか?合わないか?という意味ですね。凱旋門賞前という意味で昨年宝塚終了時点ではエフフォーリアよりは現役最強馬はクロノジェネシスだったでしょうし、クロノで敵わなかったのならエフフォーリアでも敵わなかったのかなと。っていうてもまずは昨年みたいな超道悪ではどんな馬でもキツイでしょうが…」



フランク 「実は今年のメンバーで宝塚記念に合う血統を持っているのは?と聞かれたらタイトルホルダーだったのですが、展開があまりにも向かないという読みで△まで評価を落としてしまったことは素直に反省です」


メンク 「……そこはやっぱり”血統のフランク”であるならば、その血統をまずは推していって欲しかったなと。勿体無いじゃないですか~血統が合うと思ってるのに血統ではないファクターで評価を落とし過ぎるなんて」


フランク 「メンクさんの血統への熱さがフランクには足りないということですね!ごもっともだとは思いますが、基本的な考えとして【血統】を重視していることは自分の中で意識していることです!今回の1,2,3着も血統的に合点がいく三頭じゃないですか。そのうえで【血統】だけでは当てられないこともまた事実としてあると感じています。血統が詳しい人≠馬券を当てているなので予想家としては馬券を当てるという点においては、血統以外の部分も評価しないといけないと思っています。それは血統だけを貫いている亀谷さん寄りなのか、それ以外の要素も取り込みエセ血統家と自虐している水上さん寄りなのかにも近い部分はあるかと思いますが…!まとめると、僕のなかで血統はあくまで【適性】を測るもので【能力値】や【調子】は測れないので、馬をもっと多面的に見ることが馬券を当てるうえでは大切だと考えておりますが、血統が1番最初にあることは変わっていません」


メンク 「まあ自分も競馬ブロガーとしてピーク時に活動してる時は、血統以外のことも色々と取り入れてやってきました。それが数年前辞める決心をしたときに一旦血統以外で血統に繋がらないものは全て捨てようと、そして血統の部分においても不要と思える部分は捨てました。それはフランクさんとは違って毎週アウトプットして予想をしてる”予想家”ではない身軽さがあるからかもしれませんね。でも自分は”血統”だけで当てられると思う派なので、というかそっちの考えに今はシフト出来ました。確かに予想家としては当ててなんぼという部分はあるかもしれませんが。余計なものが入ることにより血統でしか獲れない馬券が獲れなくなりますし、あと血統は人気馬に当てはめるというよりは穴馬を見つけられるというのが最大の武器だとは思いますし、そのあたり自分は常に追求していきたいのです。まあこれは考えが違うので仕方ないんでしょうがねえ。それでも考えは違っても血統を求めていくのは変わらないわけですから」


フランク 「そういや、メンクさんは凱旋門賞の日本馬に関してはまず血統で判断しないんですね😂」


メンク 「確かにこれは矛盾してますねこのオッサンはwww」


フランク 「今回もありがとうございました!これからはもっと血統重視していきます〜◎ヒシイグアス!成功ということでよかったです!」


メンク 「はあ…2着…悔しいけどハーツ推し良かったです!今回も時間を割いていただきありがとうございました」



~最後に&次回予告?~

第1弾 ヴィクトリアMの振り返り
(ブライトさん&小松さん)

第2弾 オークス→ダービー展望と振り返り
(血統のフランクさん)

第3弾 安田記念の振り返りと事前PR
(いなろさんと豆苗さん)

第4弾 POGトーク
(Nackyさん)

第5弾 マーメイドSの振り返りと観戦記
(カトックさん)

とやってきての、今回は再び血統のフランクさんとのクロストークでした。あっという間に第6弾までやったなあというのが正直な印象で、当初不定期でやる予定が立候補=手を挙げて下さることにより成り立った。そして応援し読んで下さってる方も合わせてほんとに感謝しかないなと。

そしてここから7-8月の間は一旦クロストークはお休みとさせていただきます。競馬はおそらく休まずに夏もやるんですが、この2か月間は競馬と共に大好きである高校野球に全力投球するからですw。再開予定は9月以降で。その時は既にこの存在を忘れ去られてる可能性も大ですが…忘れられてても不定期である以上はまあええかなと。

今後も基本的にはこちらから営業というよりは手を挙げて下さった方(立候補制)と進めていく方針です。そして使うツールはLINEのオープンチャットで固定。従ってトークと言えど絶対喋らなくてはダメというスタイルはとってませんし(別に喋ってもいいんですよ)、血統の知識多い少ないも一切問いませんしテーマもフリーです。何か持ち込み企画でもいいですし是非ともという方はいつでもお待ちしております。←我こそは!という方は気軽にTwitterまでDMを宜しくお願い致します。