血統×血統クロストークvol.6③
メンク×血統のフランクさんの血統×血統クロストークの宝塚記念第3弾です。
↑第1弾ではフランクさんから振られてのメンク独特の○○産駒と○○産駒の並び立ち。それが今回はあるのか?ないのか?から始まりました。第2弾は2人の狙い馬が遂にマッチングぅ~👍
そして第3弾となる今回…狙い馬がまた被ってるということが判明!!そこもひっくるめて○○産駒2頭をトーク(今回は短めになりました。それは主であるメンクが寝落ちしてしまい昨晩進めらずで💦)それでも内容の獲れ高としてはあるはずですのでm(__)m。追記でトーク記事を足しましたのでボリュームUP。まあ今回の宝塚そして↓に出てくるバックナンバーのほうをまだ見てないという方はそちらもセットで。それでは、いってみよう~。
メンク 「ヒシイグアス◎がどうやら被りそうな感じになりましたが、じゃあ今度はフランクさんのほうからヒシイグアス以外にこれは気になってる!という馬がいればどうぞ!」
フランク 「ドゥラメンテ産駒の…アリーヴォの方ですね!この馬もミスプロ4×6でドゥラメンテの成功パターンと言える配合ですね。ここ3走は展開にも恵まれてきたわけでもないですし、騎手もバラバラにも関わらず結果を残しすぎですね。特に前走は正直僕は消していたんですが、上がり最速を使って3着と恐れ入りました。今回は展開的にも向いているのかなと思っていますがアリーヴォはどう考えてますか?」
メンク 「!!!!!!!」
メンク 「今回の宝塚記念【めっちゃ買いたい馬】が3頭いるんですが、その内の1頭が先に挙げたヒシイグアス、もう1頭が除外対象のサンレイポケット、そしてもう1頭がアリーヴォなんです!!」
メンク 「ドゥラメンテの成功パターン+これも前回のオークスクロストーク☝で言いましたが【ドゥラメンテはダンチヒであると】。大阪杯7番人気好走後にさらにおそらく人気据え置き程度で舐められるパターン。前走自分も舐めてましたがw。ここは積極的にいきたいですね!もちろん”気力”という意味からしても良いですしね。母方は米国的要素が強いですがこの母父Harlan's Holidayはモズベッロ(父ディープブリランテ)を代表的に案外距離を問わない馬が多い=即ちあまり主張せずに父の能力のほうをストレートに出してくれるのかなと」
フランク 「イメージ的にも宝塚記念向きと思って大阪杯は評価してなかった部分もあったので人気的にも買い目には入れる一頭です!」
メンク 「では、フランクさん。ドゥラメンテ繋がりでタイトルホルダーのジャッジは?これもミスプロクロス持ちではありますね。」
フランク 「マラソンレースに強いドゥラメンテ産駒ですね。1番人気なら切りますね。気分良く逃げてこその馬なので、パンサラッサがいることでそれが崩されること、そしてペースにより差し有利になることで展開にも恵まれなさそうなことがマイナスですね。菊花賞と天皇賞の勝ち方が強かったので人気になりやすいですが、あれはどちらも他の馬が気分良く逃げさせてしまったためであり、強いとは思ってないのが正直なところです」
メンク 「タイトルホルダーの5勝全ては逃げたもの。分かりやすい馬であるのはおっしゃる通りで確かでしょうね。血統的には母メーヴェが格上げで2000m→2600mを勝っており姉がメロディーレーン。そんな母方にサドラーズウェルズにShirley Heightsと欧州体力要素は補完されておりドゥラメンテ産駒で同じG1馬になったスターズオンアースもミスプロクロスにShirley Heights持ちで構成も非常に良い。気力も充実しているので単体だけみれば悪くないと思ってます。今回シチュエーション的には菊→有馬に近そうなイメージ。3000m超G1逃げ切り圧勝後の距離短縮非根幹G1にパンサラッサの存在。この時よりエフフォーリアとディープボンドは走れないタイミングという評価ですし3.4着馬は不在……悪くないんですよねえ」
メンク 「ただやはり気になるのはフランクさん同様に1番人気。ドゥラメンテはダンチヒっぽいと言ってる手前、このタイミングでの1番人気はなかなか買い辛いなあと。結局この馬を菊花賞で評価出来た方が正解で素晴らしいんですよね」
ここからが追記分になります。
フランク 「あとは気になる馬はいますか?」
メンク 「オーソリティですね!これはきっと被らないと思いますが笑」
フランク 「オーソリティ!!安定した成績を残してますよね、どのようなところが評価できますか?」
メンク 「この馬は弱い馬相手に体力が要るところで(東京2500mと東京3400m)で好走する=つまり大したことないと思ってましたジャパンCで2着するまでは。ダービー馬2頭に挟まれて東京2400m2着これが猛烈な違和感を覚えるんですよね。しかもこれオルフェーヴル産駒が重賞で鬼門である前走1着馬の臨戦でもあったので余計に。気性的に危うい部分も産駒全体的にあるので基本ムラ馬が多い印象で連勝するのは難しい中でのものでしたから。東京2400m自体シーザリオが入ってますし”向いた”と捉える方もいるでしょう。ただ同距離青葉賞は同世代戦ですしどちらかと言えば体力寄りという認識でいます。その後サウジ勝ち後のドバイも3着にまとめてるので一つレベルアップしてる可能性のほうに賭けたいなと。しかも今回そこで負けた後というオルフェ的に良い臨戦で当然”気力”もあるでしょう。先週マーメイドSで同じ父ステゴ系(父ゴールドシップのウインマイティー)が勝ったという流れ。オルフェにSadler's Wells.Seattle Slewという構成は宝塚と同コースであったエリ女で勝ったラッキーライラックがそうですし、宝塚と同時期重賞マーメイドSで勝ったサラス(19年)もそう。推せる要素しか自分は見当たらないもんで!」
フランク 「なるほど、そういうことですね。私としては単純に内回り、そして右回りが不振すぎて買いたくないのと、アルゼンチン共和国杯を制したようにスタミナ型だと思っていて、スピードが足りないと思っているのであまり評価していません」
メンク 「スピードが足りないからあまり評価してません=これまでのヒシイグアスとアリーヴォは母方がスピード志向も見えるので評価ってとこになりますか?」
フランク 「スピードは単純な持ち時計的に足りないというところですね。好走してきたレースを見ると先行してもなお上位の末脚を使ってきただけに、前に行きたい馬が多い今回はそこでも負けて、後ろからだと差せる脚がない、というのが僕の見立てです!他のメンバーに隠れて目立っていない感じですよね。ルメール騎手は得意にしてるんですけどねこのレース😂」
メンク 「うーん…確かにずっと大したことないとは思ってただけに、そう言われるとこの馬そんなもんではあるんよなあって笑」
メンク 「ほか、これは血統的に言っておきたいぞ!っていう馬などありますか?」
フランク 「言いたいというよりもこれは意見を聞きたいというのもありますが、ポタジェについて聞いてみたいです!いわゆる中山向きディープの血統ですが、長く良い脚を使えるという点を考えるとアリなのかな?とも思えて…」
メンク 「ディープ×母父Deputy Minister系配合ですね。自分の中でこの配合は2000m>2200mというふうに思ってまして、2000mでもタフ寄りの2000mがいいという印象。レイパパレ.ギベオン.サングレーザー.メイショウテンゲン.カデナ等にポタジェもその部類で、前走大阪杯は硬めの馬場である程度速い決着でしたがジャックドールが持続的なラップを刻んだ分G1でもあってタフになりディープ×母父Deputy Minister系のワンツーフィニッシュになった側面もあるのかなと。大阪杯と同じ阪神2000mだった昨年秋華賞もディープに母方Deputy Minister持ちのアカイトリノムスメがタフ2000m(当日稍重→良)で勝ちましたし、そういうところが抜群に向く配合=従って今思えば前走だったよなあと。だからここは評価し辛いという感じですね」
フランク 「たしかに2000mにはっきりイメージありますね!そうするとパフォーマンスは前走から上げられないというところですね。うーん、たしかに大外からだと内をうまく立ち回れなさそうでキツいかも…」
以上、3回に分けてお送りした血統のフランクさんとの宝塚記念展望クロストークでした。レース後の振り返りも予定してますが、予想発表最終結論はそれぞれが活動してるところでご確認下さいませ。(フランクさん→note、メンク→Twitter)
続く……coming soon