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私たちは持つべきものを持って生まれてきた


人間関係でうまくいかなくなる時。
それはたとえば、親との関係性だったり、友人だったり、恋人だったり。
そういうときになにが起きているのかというと、

自分の持っている性質を嫌っていると、その嫌っている部分を見せてくれる人が現れる。

という現象なのだと思う。
たとえば、自分に支配性や完璧主義な部分があったとして、
でもそれを「悪いもの」だと自分で忌み嫌っている時。

親や旦那や彼氏や、お仕事してるならその相手なんかが、
やたら支配的だったり、
やたらマウンティングしてきたり、
やたら納期の前の納期にうるさかったり、
…っていう現実が起きる。

それは、自分の中にある支配性や完璧主義を、自分自身が否定しているからなんだよ。

でも、宇宙の采配はすべて完璧であり、例外はないのだという前提のもとに話をしたら。

自分がその完璧主義や支配性を持っていることすら、完璧な采配なはずなのです。
もちろん、涙もろさだったり、情だったり、不安になりやすかったり、っていうすべての性質も一緒。

ただ、持っている。

それだけなのに、
「この性質はいい。」
「この性質は悪い。」
って、レッテルを張って、本当は必要だから持ってきた特質を必要ないと思って捨ててるから。


特質っていうのは、たとえばRPGゲームのスキルみたいなもので、
キャラクターを選択した段階で全部ついてるもの。

勇者だから戦いに強い。
魔法使いはMPが強い。
商人だから高値で取引ができる。
踊り子だから魅了を使える。

そういう、スキルや才能みたいなもの。

勇者になりたいからって商人のスキルを否定する必要はないんです。

勇者になれないのは、商人のスキルがあるからじゃない。
たまたま、戦力のスキルを持ってなかっただけかもしれないし。
たまたま、魔法が使えなかっただけかもしれない。

持ってない特性があった。
だからそれには向かなかった。

持ってないことを悔しがるのはいい。
だって持っている人をうらやましいと思うことなんか誰にでもあるんだから。

だからといって、自分が持っているものを否定しなくてもいい。

商人だけど、戦力のスキルもあるなら勇者もチャレンジしたらいい。
商人だけど、MPが高いならば魔法使いになってみてもいい。
でも、商人としてのスキルもあるんだから、それも活かしたらいい。

本来あなたには、その特性を活かすべき場所がある。
だからこそ、あなたはあなたの性質や才能を持ってるんです。


支配性や、完璧主義も、あるべきように使えば、それはたとえば、絵を描くときのこだわりや、仕事の詰めるべきところを丁寧にこなすという素晴らしい才能として活かされる。

本来活かされる場所があるから、
人はその才能を持って生まれてきたんだ。

それを、本来使われるべき場所で使わなかったり、否定してなかったものにしてるから、「私のことちゃんと活かしてよ!」ってお知らせがたくさん現実として起こるんだと思うのです。

不思議な話だけどね。
現実って分かりやすい。
だから、現実が荒れている時こそ、
有るべきものがあるべき場所におさまっているかどうか。
自分の内側をもう一度見直してあげたらいいと思うのです。


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