自分の無意識の願いに気付くには、「叶わない」矛盾に注目する。

今日は、

自分に今起こっている現実は
すべて自分の願いが発端である。

という話をします。

すべては酵素ドリンクとファスティング準備から始まった

実は最近、母が某講座をオンラインで受けております。

ざっくりいうと、
体内クレンズ　and　デトックスして健康美人になろう！
というようなもので、漏れ聞こえてくる内容に関しては

全くその通りだなぁ、うんうん。
徹底してる人はすごいなあ。

というかんじで、全面的に応援しております。

むしろ今回、このお話が出てくる理由は、我が家の食を担ってるのが母ということなのです。

つまり、母が食養生を始めると、結果的に私もその食養生のご相伴に預かる形になる。例えば、母が前に習っていたところだと「動物性たんぱく質をもっと撮らなくちゃ！たんぱく質大事！」という考え方だったので、朝には卵、晩には肉なり魚なりの主食が出ておりました。

実は、動物性たんぱく質がちょっと体質的に苦手な私は、胃腸の調子を悪くしておりました（笑）私の身体的には、あれはあくまでも嗜好品のようです。

というわけで、今回は数日前から酵素ジュースを1日3回飲んでおります。そして、11月初旬に日光旅行が入ってるのでそれが終わって、胃腸を休めたら約1週間のファスティングを始めます。

酵素ドリンクを飲んで気づいた自分の中の矛盾

実は、身体も心も清らかな状態にしておきたいという願いは、乙女座の私は根本的なところに絶対的に存在しているはずなのですが、心の部分は金成断捨離しても、身体に関しては叶ってなかったのです。

たとえば今の体重は、私の感覚的適正体重からいくと10Kgくらい重いですし、それもここ2年ぐらいでどっと増えたので、代謝が落ちたとかいろんな原因はあるにせよ、「溜まっているな」という感覚が強い。もちろん、どんな私にもマルをつけるという意味で、今の自分も嫌いじゃないのですが、好きの最上級ではないわけです。

だから「なんで私はこんなに要らないものを溜めこんでるんだろう？？」って、体重計に乗るたびにいつも疑問に思っていました。

そこで、今回飲んでいる酵素ドリンク。
先生がつけた名前が「若返りドリンク」という名の通り、飲み始めただけでいろいろ活性化されています。
（でも、別に材料はなんということはない、パイナップルと砂糖で作る酵素ドリンクです。）

一週間ほど飲んでみて、私が実感したことは、たとえば、

１．舌。
歯垢がものすごく出るようになりました。
今までは無意識にスルーしてた雑味とか違和感を感じるようになりました。調味料の中に入っているアルコールとか、苦味とかえぐみのようなものや、逆に野菜のうまみもいつもより鮮明で、サラダにドレッシングが要らなくなりました。

２．胃。
チェーン店のうどん屋さんの天ぷらを食べたら胃もたれが起きてしまい、酸化した油は食べたくなくなってしまいました。

３．耳。
素人さんの歌うま選手権的をテレビで見ていて、歌にエネルギー乗ってるか、AIが高得点出すなとかも分かったり、同じCD聞いてたはずなのに、以前は気づかなかった音に気付くようになったり。

たった一週間。
しかもまだファスティング自体はしていないのに、これだけ変わるっておどろきですよね。

でも、そこでやっと気づいたのです。
私、雑味を排除するのイヤだったんだなって。


「水清ければ魚棲まず」なんてことわざがありますが、純粋になればなるほど、今氾濫している雑味があるものを摂取しないという選択肢に行きつく。

でもそうすると、それらは食べられないということになります。

なんでも分け隔てなく食べたい。
なんでも分け隔てなく愛したい。

どんな雑味も、受け入れることが愛だと思っていると、純粋に戻って雑味を受け入れないことは哀しみになってしまう。 

だから、雑味を許容していたんだ！
という気づきは私にとってとても大きくて意味のあるものでした。

願いはすべて叶っている。
ただし願いは重層的でどの願いが叶うかはランダムで。

「願いはすべていつかの自分が放ったものだし、結果として全ての願いはどんな形でか叶っている」

よく、引き寄せの法則などを実践してみたけれど願い事が叶わなかった！という方がいらっしゃいます。でも、人間はいろんな側面がある生き物なので、矛盾した願いすら同時に持っているんだと思います。


だから、「痩せるという願いが叶わない」のではなく「痩せるという願い以外の別の願いがある」と考える。
そうすると、自分の奥の無意識の部分にある願いに想いをはせることができます。

奥の方にある、スイカが欲しいという願いは、無意識に思っていることだから普段は気づきにくい。

でも、こうやって、なにかのタイミングで「イチゴが欲しいが叶わない！」を自覚した時に、その奥にあるスイカやバナナという願いの存在に気が付くのです。

そして、全ての現実は何かしらの自分の願いが叶っている姿だと捉えることは、もう一つメリットがあります。
それは、自分の願いに対して否定する必要がなくなることです。

あの願いは叶わなかった。
だから、私はダメなんだ。
と考える必要がなくなる。

イチゴが欲しいという願いの奥にあるスイカが叶っていたんだと気づくことで、自分の願い・自分の内側から出てくる想いのすべてを肯定することができる。

それは結局、自分の存在そのものを否定せず、愛の視点で出発した自分の願いを見ることが出来ます。

そして、すべては愛から発していると気づくと、自分の中の矛盾が消えていき、結果として願いがするりと叶うようにできていると思うのです。

願いがするりと叶う話は、また次の機会に書きますね。