2024年7月にJMTを歩くことを目標に行動する前の、覚え書き -トレーニング編-
実際、『じゃあアメリカ登るか〜〜』とは簡単にはいかないことは、アホの自分でもなんとなくわかっておりました。ほら、パスポートとか更新必要やし。マジでそういうレベルではわかってた。
で、ちゃんとトレーニングとかはしないとな、というのもわかってたので、いろいろ目標を立てたりしました。
トレーニング
目標設定を行い、実際に歩ける体を作るために、僕にとって必要なトレーニング、というのは二つありました。
ひとつは純粋に、山歩きのトレーニング。
心肺機能を高め、歩き続けられるだけの体力を作る。一年半という限られた期間でこれを実現するための一手段として、雪山登山もする必要があるな、と登山歴半年ぐらいで思ってしまったのが運の尽き。
雪山登山ギアを買い漁り、その年から雪山に登っていくことになります。
この記事を執筆しているのは2023年11月。僕にとっては2回目の雪山の季節へと入ってきてますが、楽しみで仕方ない。マジで、山は冬が本番、という人の気持ちがちょっとわかる。
それ+雪のなくなった2023年の5月には長距離歩行の練習として熊野古道も歩いたりしました。
これが楽しすぎた&最終セクションが、とんでもない大雨でどうしても歩くことができなかった、という心残りも今の想いの強さに繋がってます。挫折大事。
もうひとつが体重です。
山にハマるタイプのカメラマン。
みなさん、ひょろ〜っとしたスマートなカメラマンを想像していませんか?
残念。
僕が登山を始めた頃の体格は
175cm
98kg
体脂肪率28%の肥満体です。
やれ、ギアの軽量化やらULハイクやらを心掛けずとも、健康体重の75kgぐらいまで削るだけでそもそもいろんな問題が解消するんです。
体重を削るトレーニングの詳細は省きますが、簡単にいうと
週3回のジム(パーソナルではない)で
食事は月毎に
のサイクルで回し、毎日飲んでいた酒は、付き合いでしか飲まなくなり、そもそも筋トレ優先なので付き合いの酒を月に1.2回まで削りました。
通勤を自転車から早歩きでの30分に変更。
プロテインはもちろん、筋トレ前後のコンビニおにぎりと、サプリメントで血中アミノ酸濃度を安定させたり、クレアチン、グルタミンなどを補填。
という生活を一年続けました(というか今も続けてる)。結果、
と、大幅な減量に『有酸素運動なし』で、成功しました。
2023年11月現在は更なるマッチョ化のために増量期に入り、体重は84kg、体脂肪率21%です。
なんで????
自分でもよくわからないのですが、筋トレにもハマりました。
スクワットの伸びには自分でもびっくりしており、登山用の着圧タイツがだんだんキツくなってきております。
『登山 筋トレ』ってググったらどこもかしこも『スクワット』しか書いてないし、スクワットのやり方ググったら『山本義徳 筋トレ大学』に辿り着くから仕方ない。ダイエットには成功した。
ワシは筋肉で登るんや。
…ただ、そろそろ心肺機能の強化も必要かなと思い、来週からは週に一度、スクワットとシーテッドロウ、クランチを外して、ローイングマシンを40分入れて、有酸素もやっていこう、と思っております。
ひとまず、肉体的な問題は解決してきたので、並行しながらロングトレイルの準備です。
やっとそれっぽい話ができる。
でも、まだ手探りだけど。
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