免疫力を向上させる淡色野菜

野菜は緑黄色野菜はよくとりあげられますが、淡色野菜にももちろん免疫力を向上させる役割はあります!

最近の研究で、きゃべつやたまねぎ、セロリなどの淡色野菜にもファイトケミカルなどの免疫力を高めたり、抗酸化作用がある成分が含まれていることが明らかになりました。

アメリカ国立がん研究所ががん予防効果を持つ可能性がある約40種類の植物性食品をまとめた「デザイナーフーズピラミッド」というものがあります。

このピラミッドでは、緑黄色野菜より淡色野菜の方が種類がたくさんあり、上位に選ばれています。

デザイナーフーズピラミッド

“デザイナーフーズ”にあげられた食品は、ガン予防以外にも免疫力を高めたり、生活習慣病を防ぐ作用もあり、毎日食べたい食品ですね。

NO.1 にんにく
にんにくは、「デザイナーフーズ・ピラミッド」で最上位に位置付けられています。
にんにくの独特のにおいの元は硫酸アリルで、病気や老化を招く活性酸素を抑制する強力な抗酸化作用があります。
にんにくを切ったり、すりおろすとアリチアミンに変化し、ガンを予防してくれます。
また、にんにくに含まれるミネラルのセレンは、ガン原因のひとつでもある過酸化脂質を分解する酵素になります。

キャベツ
キャベツは、にんにくに次ぐ、ガン予防効果があると言われています。
キャベツには、イソチオシアネート(強いがん抑制効果)とペルオキシダーゼ(発がん物質を抑制)という酵素やビタミンC、ビタミンUが豊富に含まれています。
また、胃潰瘍を予防することで有名です。

カリフラワー
カリフラワーは100g中に81mgのビタミンCが含まれています。
カリフラワーに含まれるビタミンCは加熱によって失われる量が少ないのでビタミンCの補給にはピッタリの野菜です。
また、肝臓の働きを高め、解毒作用を強化します。
ビタミンCと違い、ファイトケミカルは熱に強いのが特徴です。
なので、煮る、炒めるなどの加熱調理をしたり、汁物にすると、かさが減り、たくさん食べれるようになります。

野菜不足にならないように、意識して摂取していきましょう。

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