2024/9/16 ジム(n回目)/蒼穹のファフナー
ジム(n回目)
予定通りジムへ行った。久々にベンチプレスをやったけど、実に一か月半ぶりだったのでカスカスで、45㎏が限界だった。三桁キロ挙げてる人って本当になんなん?そして今日いた、どう聞いてもセックスしてるとしか思えないほど喘いでる人もなんなん?
蒼穹のファフナー
昨夜ふと蒼穹のファフナーTHE BEYONDを観たくなったので9話を再鑑賞した。もう何度観たか覚えていないほどなのに落涙。みんなファフナー観た方が良いと思う。というか観るべき。
各所で語りすぎているしどの切り口でレコメンドすべきかもはやわからないレベルの作品なので難しいのだけど、一番好きなのは「扱っているテーマ」ですね。元々はポスト・エヴァ的なロボアニメだった(終末的世界観のロボアニメ・14歳くらいの選ばれし少年少女がパイロット・要塞都市が舞台・正体不明の敵と戦う・主人公の父親が組織の司令官である・腰が細くて手足の長いロボに乗る、初陣は苦戦・乗れば乗るほど心身に負担が迫るetc.)のが、どんどん独自の世界観の構築に成功し、良くも悪くもオリジナリティを獲得した作品だと思っている。
『きみの色』にも一部共通するのだけど、喪失と継承、断罪と贖罪、赦し、その人がいること/いたこと、すれ違いと相互理解などといったテーマが非常に丁寧に描写されている。二年前くらいに本編の最終章であるTHE BEYONDが劇場で先行公開されていたので観に行ったときは、血が出るんじゃないかというくらい拳を握りしめたし、ハンカチがグッショリ閉めるくらい涙を流してしまった。オタクの「泣いちゃった」は全部嘘だけど、普段の僕を知る人が聞けば驚くと思うくらいには泣いた。こちとら中高の卒業式ではニヤニヤしてしまうくらい感情がないので。狂ってる?それ褒め言葉ね。
ロボアニメというフォーマットである以上、どうしてもSF要素が強く専門用語や世界観の理解にwikiやファンサイトが必須だけれども、根底にあるメッセージはあまりに暖かくて優しい。ポスト・エヴァアニメだと書いたけども、最もエヴァと違うのは”大人陣がまとも”に尽きる。これは劇中の大人もだし、メタ的に見れば制作陣も、である。これほどスタッフが作品を愛しているだろうと思わされるものに出会ったことがないよ、ほんとに。
いつかブログの方にも書きたいと思っているのだけど、これほどの思い入れがあると逆に書けない。語りじろが多すぎる。まあでもいつか書くか。とりあえずこれ読んだ人全員観てください。身も蓋もない言い方をするとシャニマス好きな人に刺さると思うんだよな。あれもほぼロボアニメだし。
好きなキャラはBEYONDのときの鏑木くんです。僕がウルフにしている理由の1割くらいが彼だし、なんなら本名が酷似している。こんなこと書かない方がいいか、ガハハ!