【ライブレポート】20歳4ピースロックバンド、トンボコープが魅せる、「melt Lv.3」
melt Lv.3最後を飾ったのは20歳4ピースバンド、トンボコープ。
“トンボコープはじめます、最後までどうぞよろしく”という雪村(Gt.Vo)の挨拶とともに「サクラ偽客」を披露。
これまでの2組とも違う4ピースバンドとしての厚みのあるサウンドと、力強くも透明感のある雪村の歌声は一瞬にして会場の雰囲気を変えた。
続けて1stデジタルSg「サンポリズム」、「リム通知、ロング缶」とキャッチーながらも切ない歌詞のナンバーで畳み掛け、観客を釘付けにする。
途中、雪村のギターの弦が切れてしまうハプニングがありながらも「ブドウガム、蒸す四時」、「涙蓋」でなんとか持ち直し、最後の曲となる「車窓」では“笑っていようぜ”と感情をむき出しに歌い上げる雪村に思わず心が動かされた。
悔いの残るライブだとMCで口にしていた雪村だったが、本公演のトリとなったトンボコープの力強いライブは確実に観客の心を捉え、前向きにさせたに違いない。
■セットリスト
01.サクラ偽客
02.サンポリズム
03.楽観侍
04.リム通知、ロング缶
05.ブドウガム、蒸す四時
06.涙蓋
07.車窓
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?