日記240426

ネットで高齢女性の書いた呟きが炎上していました。若者に良かれと思ってデマを教えてしまった話です。相手は学識のある若者だったようで却って鼻であしらわれてしまったようです。もちろん、デマを教える事はよくないのですが事なきを得たという事で一旦置いておき、私は炎上内容よりも、文体にも表れている急き込むような口調に何故か心を掴まれるような感覚に陥ったのでした。
きっと、母からの連絡に似ているからです。
母は私の事が心配で、あの女性と同じような急き込むような口調で的外れだったり既に試し済みだったり時代遅れのアドバイスをしては私にあしらわれ、私に嫌われたと思い込んで怒り散らしています。落ち着いては再燃し、今もあまり変わっていません。血気盛んは元気の証拠だと思い、暴言に傷つきながらも見守っています。
若い時こそそれがトラウマになっていましたが今は老いてもなお悩み続ける母に同情すら覚えます。一生懸命さに溢れた文体。彼女たちなりの愛情。
長生きする世代とはいえ、お互いの人生で一緒に話せる時間はとうに半分を切りました。特に母親は話しては怒り、会話を拒絶して無視する、を繰り返すので、残された時間を大事にしたいと思います。分かり合えるのは無理だとしても、寄り添ってあげることで暴走が減るといいと思います。


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