日記240111

藍は箸の特訓に勤しんでいます。ものごとを始める時、基礎をしっかりと身につけて実践するか、まずは触れてやってみようとなるか。それを決めるのはとても難しい事です。ものごとの難易度にもよるし、個人の性格も関わってきます。
藍の箸練習は、もともとスタートが遅めでした。力不足を庇って変な癖がつかないように、指の力がしっかりつくのを待っていたからです。でも、それを待っていたら箸使いの基本をしっかり身に付ける柔軟性のようなものが薄れてしまっていました。持ち方を一緒にやっても、ふざけたり諦めて投げ出したり。

そこへ、以前に両親が練習にと箸でつまみやすいお菓子をくれたのを思い出しました。その時は何も考えず受け取り、お菓子も賞味期限の短いものだったので箸の特訓もそこそこに早めに食べてしまいましたが、今ならやる気になってくれるかもしれない。
早速マシュマロを買ってきて、つまめたら食べていいよと促すと、お菓子への情熱は誰にも負けない藍は大張り切りで箸をなんとか使いこなし、数個のマシュマロを手に入れたのでした。集中するあまり持ち方が不自然になった時だけ、まずは落ち着いてと声をかけて直します。箸の練習については、実践あるのみだったのかもしれません。

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