眠りたくない日が増えている
眠りについて次に目を開けたら朝になっている、というごく当たり前のことにとても嫌気がさしている。
眠ってしまったら朝が来てしまって、仕事に行かなければならなくて、一緒に働く人の醸し出す雰囲気を見て今日はどんな気分なのか知らなければいけなくて、あまり機嫌が良くなさそうな時はとにかく息を潜めてなんとか1日が無事に終わるように祈らないといけなくて、それだけでも疲れるのに外で作業する仕事だから体をたくさん動かさないといけなくて、そんな1日がまた始まると思うとギリギリまで起きていようとする。
なんともつまらない朝の迎え方である。
今だって本当なら寝た方がいいのにこうして文字を捻り出しては寝る時間を遅らせているのだから、もうどうしようもないのかもしれない。
眠ることは好きだけど、起きた後に労働が待っているだけで睡眠という行為がひどく義務的なものに感じられて、こんな惰性の眠りを後何十年と続けていかないといけないと思うだけで、睡眠が浅くなってしまう気がする。
ただただ純粋に、気持ちの良い睡眠だけをしていたい。
読んでくれてありがとうございます。