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2023/12/09 先日の夢日記

猫の夢を見た。

猫が神様になるまでの少し短い お話。


私は 何もしていないのに 気が付けば 沢山の人に 追われていた。
何かしてしまったのか、怒ったような表情をした人に追いかけられた。

何故逃げていたのかは未だに分からない。

逃げている途中に猫に会ったんだ。手招きするような表情でこちらに来いと、目的地へと走っていく。

それに惹かれて私は引っ張られるような感覚のまま走る、

ああ、このままでは追い付かれてしまう、なんて思った束の間に、
ぼんっ、なんて音がして

いきなり 体が 猫になったんだ。 白い猫になっていた。

猫の視点は初めてだ。すごく低くて世界が大きく見えた、

なんて思ってる暇もないまま沢山の人の間を走り抜け

鳥居が見えた。こんな山奥に?なんでだろう、なんて考えながら鳥居をくぐった。

見上げてみて、なんて手招きした猫に言われた後に見上げてみた。

そこに広がるのは 青い空、綺麗な海、とても山奥とは思えない景色だったんだ。

はっ、と思いついて後ろを見て見たら 後ろには元来た道はない。

どう帰ろう。なんて思い、怯えながらも

猫の目線から見る

綺麗な 青が広がる 海の上の丘
雲も もくもくしていて 綺麗だった。

ああ、綺麗だな…なんて思っていたら

手招きした猫が ピンクのストラップを プレゼントしてくれたんだ。

とっても綺麗な桜の形のよくある神社のお土産だった。

何でこの猫が持っているんだ?なんて思っていたら

“ 私はこれから神様になるの。それを皆に 伝えておいてくれる?心配しちゃうと思うから、 “ 

なんて、言い出して。

ぼーっとしている私に 

ふふ、と笑い 空高く天に駆け上がって行くのを見届けた。

ありがとう。 猫さん、
どうか 見習いではなく 本当の 神様になっても お元気で。

またね、


なんて気がつけば目が覚めていた。

その夜、知人からの電話があったんだ。

“ 一緒に住んでいる猫が亡くなってしまったから、会いに来てくれない? “

ああ、 私にその言葉を残したのはそういう事か、なんて思いながら知人の家に向かった。

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