可視化すると見えてくる穴の話。

容疑者Xの献身、凄い話ですよね。
映画は100回見て100回泣く自信があります。
東野圭吾さんの作品だと「赤い指」という小説もラストが衝撃的だったなと記憶しています。
最近では昔読んだはずの小説の記憶がどんどん薄れていっていて悲しいです。かといって読んだ本をもう一度読むのも、なんだかもったいない気がしてしまうんですよね。映像作品は何度でも見てしまうのに。
忘れた小説も何度も読み返す癖をつけたいです。

今日はテーマ応募用の小説のプロットを練っていました。
しかし練っているうちに「こっちの方が面白いんじゃないか」「この登場人物はいるのか?」とか、あれこれ考えていたら頭がショートしそうになりました。
紙に書き出してはいるのですが、書いては消し書いては消しを繰り返していると、何が足りなくて何がいらないのか、可視化することで段々と見えてきます。
今回書こうと思っているのは短編なので、あまりにも登場人物が多いと話がまとまりません。書きたいことが書き切れなくなってしまいそうです。
となると、本来書こうと思っていた題材は短編ではなく中編くらいの話として書いた方が良いのではないか、そうだこっちの題材はどうだろうと、思考があっちこっちへ錯綜してしまったのです。
いったんペンを置いて、ベッドに横になりました。
そして夕飯を食べて仮眠をとったのですが、ストマから便が漏れ続けるという最悪な夢を見て今起きて、ぐったりしています。
でも考えている時間はとても楽しくて、あっという間に過ぎていきました。ことのはのめもを再開したおかげで、文字数の感覚も掴めるようになりました。
頭の中はぐちゃぐちゃですが、それを楽しいと思えるうちは色々なことに挑戦してみます。

ストマが剥がれる夢を見たのは、現在進行形でストマ周辺が痒くなっているからだと思います。
月曜にまた診てもらう予定が入っているし、ストマのパウチは一枚700〜1100円ほどするので頻繁に変えるには高価なものなのです。障害者申請をしているので補助金はもらっているのですが、ストマになったばかりだとサイズも変わっていくし、自分の生活に合う合わないで種類を変えていくしで、補助金では補えない費用がかかっています。肉体的にも精神的にも、時々物凄く憂鬱になります。
気を逸らすために引き続き小説のことを考えたいところですが、今はあいぼうがいるし、集中できる環境ではないので大人しく容疑者Xの献身を見ます。

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