軌跡と奇跡、どっちも素敵やんという話。

買い物に出ようとしたのですが、いつも使っているエコバッグがいくら探しても見当たりませんでした。
思い当たる節といえば、先日母が我が家に来た時、夕飯を作っていきたいと言ってエコバッグを持って出て行ったこと。
母に電話で確認したら「ゴメン、うちにあります……」と笑っていました。母らしいなあと、私も笑いました。
普段は現役バリバリの働く母でとても尊敬していますが、時々ぬけているところと娘が好きすぎるところが大変愛おしいです。

ストマになってから、一番お話をしたいなあと思っていた方と、久しぶりに連絡を取り合いました。
その方はストマの先輩でして、長年ストマ生活をされているにもかかわらず、体調と折り合いをつけながら、精力的にお仕事をされています。とても尊敬している方です。知り合ったのはもう数年前で、こまめに連絡を取っていたわけではなかったのですが、ストマになると決まっていた今年、久しぶりにその方から年賀状を頂きました。
でも、私もストマになります!と、年賀状一枚でお返事するのもおかしいし、その当時はまだまだ体調が思わしくなく、ストマの手術を受ける前だった上、気分も憂鬱で仕方がなかったので、どういう内容でお返事したら良いのかわからないまま時が過ぎていました。
あるきっかけがあって本当に久しぶりにLINEをやり取りさせて頂く中で、こんな偶然の巡り合わせがあるんだなあと思う事が多々ありました。
神の存在なんて一切信じていませんが、あまりにも不思議なご縁を感じると、目に見えない、何かの力が働いているのでは?と思います。
でも、よくよく考えてみると今まで生きてきた中で出会った人や事由が全てであって、良い事も悪い事も、自分が築いてきたものの集大成であって、やっぱり神の力ではなく自分の軌跡のおかげなのだと、冷静になったりもします。

話は変わって。
とある趣味をきっかけにお知り合いになり、ずっと私の体を気にかけてくださっている方が長らく探していたグッズがありまして、今日買い物に行ったら偶然それを発見しました。興奮気味に購入してきました。
この巡り合わせは軌跡ではなく奇跡だなと思い、今その方にグッズを送る手筈を整えています。
軌跡も奇跡も、どっちもただただ素敵なら、素直に喜べばいいんですよね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?