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地球一周振り返りの旅

2019年2月5日〜3月22日

45日間の旅を終え日本へと帰国しました。訪れた国は9ヶ国。時間はあまりに短く、そして世界は広かった。


画面を覗けば写真が溢れ動画が見られるこのご時世で、僕が感じたのは、匂いと肌の感覚だった気がする。

ハワイ島のビーチで香った潮の匂い、キューバで吸った葉巻の口に広がる香りと焼け付く喉の感覚。

ブリュッセルの街に漂うチョコレートとワッフルの甘い香り、アムステルダムの街に充満するマリファナの匂い。

ルクセンブルクのノートルダム大聖堂のしんと静まり返った空気、ニュージーランドの肌を焼く強い日射しと乾燥して澄んだ空気。


まさに現地にいる時に起こった、クライストチャーチの銃撃事件。衝撃が走る現地と被害者を想う言葉たち。そこには深い悲しみと、決して屈しない人々の強い想いがあった。

ニュースで見る出来事は、決して遠く離れた場所で起こった他人事ではないということを思い知った。


世界は僕たちが思っている以上に広い。

まだ知らない景色が沢山ある。まだ知らない文化が沢山ある。そこに行くことでしか感じられないことが確かにある。


でも、世界は僕たちが思っている以上に近かった。

画面の中に見る人々も、遠く離れた地で生活している人々も、僕たちと同じように息をして、同じようにご飯を食べて、同じように眠りにつく。

肌の色が違っても、信じるものが違っても、性別が違っても、国籍が違っても、社会構造が違っても、話す言葉が違っても、僕たちは同じように生活をしている。


僕が今までに訪れた国はたったの22ヶ国だ。

それでも世界の出来事を自分事に感じられるようになった。それが世界を旅したということだろうか。それがこの世界で生きるということだろうか。そうだといいな。



最後に今回行った場所を写真と共に振り返ろうと思う。

United States of America

Hawai'i (9泊10日)
キャンプをしながらレンタカーでグルグルまわった。ビーチに夕焼け、星空と広大な大地。自然に囲まれてた。


Los Angeles (1泊2日)
HollywoodとGriffith Observatoryへ。


Cuba

Vinales (日帰り)
Havanaからタクシーで日帰りツアー。渓谷と壁画が迎えてくれる。


Havana (7泊8日)
毎日カフェに行ったり街を散歩したりしてゆっくり過ごした。陽気な人々と街を走るクラシックカーの雰囲気がよかった。


United Kingdom

London (2泊3日)
散歩して街並みを楽しみ、ミュージカルを見て、本初子午線で反復横跳びしてきた。


Luxembourg

Luxembourg (1泊2日)
城塞都市を散歩して、大聖堂でオルガンの生演奏を聞いた。


Belgium

Brussels (2泊3日)
チョコレートとワッフルの甘い香りに包まれながら街を散歩した。


The Netherlands

Amsterdam (1泊2日)
Heineken Experienceを楽しんで、水路を歩き、ゴッホ博物館はチケットが売り切れて入れなかった。


Germany

Hamburg (1泊2日)
ハンバーガーを食べ、友達と再会し、レンガ倉庫を見に行った。


Australia

Perth (3泊4日)
Fremantleの街を散歩して、Rottnest Islandを自転車でまわった。Quokkaがかわいくて、夕陽が綺麗だった。


New Zealand

Lake Tekapo (3泊4日)
Mt.John Trackを歩いて、みんなでグランピングして、テカポのみんなと再会した。


Lake Wanaka (2泊3日)
Roys Peak Trackを歩いて、Puzzling Worldで遊んだ。



世界中に会いに行ける友達がいる幸せ、おかえりと言って迎えてくれる場所がある幸せを感じれた旅だった。



P.S. 同時期に世界を旅していたコーマのnoteをご紹介します。
彼の文章、いいです。


アイキャッチ画像:Church of the Good Shepherd 2019.3.13.


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