見出し画像

Ep.20 Summary of my working holiday in New Zealand

2018年9月5日、僕がNZを旅立つ直前にタイトルだけ書いて下書きにしまっておいたnote。

2年前の2017年9月8日にNZに降り立ち、1年前の2018年9月7日に365日過ごしたNZを出発しました。

時間がたってからじゃないと見えないものもあるから、あえて時間をあけた今、NZワーホリの振り返りを書こうと思います。

画像1

僕が今回ワーホリに行った目的は、"日本じゃない国で生活すること"でした。

それまでの24年間日本での生活しか知らず、働き始めたらまた日本の外に出るハードルが高くなる。その前に2年間という自由な時間を手に入れられるなら、日本の外に出てみよう。

そんな感じだったと思います。


"生活"をしたかったので、行く前からなるべく一箇所に留まろうと考えていて、結果縁があり1年のほとんどを過ごしたのが南島のLake Tekapoでした。

画像2

Lake Tekapoは人口400人ほどの"村"です。

ただクライストチャーチとクイーンズタウンという南島の主要都市を結ぶ国道上に位置し南島の主要観光ルートに含まれているため観光客はたくさん訪れます。

僕はそこにある"Kohan Restaurant"でホールスタッフとして働いていました。


そういうわけで、"日本じゃない国で生活すること"は達成できました。

それに加えて得られたこともありました。

海外でも生きていけることを知れた

画像3

なんてことはない、日本じゃなくても働いて生活していくことができるんだ、ということを知れました。

そりゃそうだと言われるかもしれませんが、それを身をもって経験できたことが僕にとっては大きかったと思います。

今まで住めるところが日本だけだったものが世界中に広がったのです。

海外に移住するという選択肢(道)が新しく自分の中に生まれた

画像4

海外に行けば現地に定住している日本人の方に出会います。僕がいた職場にも永住権を手にしNZに定住している方々がいました。

海外でも生きていけると知れた今、日本でなければいけない理由がないならば、日本じゃないところで生きていくという選択もできるんだということが僕の中に新しく生まれました。

文字通り世界が広がった実感がありました。

外から日本という国を見れた

画像5

日本にいた時は見れなかった視点で日本を見れたと思います。

日本の中からはなかなか見れない部分を外からの視点で客観的に、またNew Zealandという国と比較することで日本での生活や働き方、人々の考え方など、日本の良いところも悪いところも見ることができたと思います。

まああんまり深いことは言えないんですけどね。そういう視点から見ることができるということを知れたことが一つの進歩ですね。

よりコーヒー文化やカフェに興味を持てた

画像6

NZではカフェ文化が盛んです。朝仕事前に一杯、モーニングにFlat Whiteとパイやマフィンを、みたいな生活がそこにはあります。

京都にいた時もよくカフェでコーヒーは飲んでいましたが、ドリップコーヒーが主だったので、エスプレッソマシンが主流なNZは新鮮でした。NZではドリップを飲むことはほとんどなく、僕はFlat White、Cappuccino、Chai Latteを飲むことが多かったです。

そして、職場にオーストラリアのメルボルンでバリスタの学校に行っていた人がいたり、ウェリントンに行ったときにバリスタをしている日本人の方に会ったりして、コーヒーやバリスタに興味が湧きました。

いつかメルボルンでコーヒーの勉強したいな、というのが僕のやりたいことリストに増えました。

英語へのハードルが下がった

画像7

京都にいた時も宿で働いていたので比較的英語には触れている方だったと思いますが、やはり少しはハードルを感じていました。

ここでいうハードルとは、英語を話したり聞いたりするときに感じる抵抗感のようなものを想像してください。ちょっと身構えたりするあの感じです。

NZに入った当初もそのハードルは感じていました。Kiwiの早い英語に戸惑ったりしていました。笑

でも働き始めてしばらくしたらそのハードルもだんだんと消えていきました。今ではもうそのハードルはなくなったと思います。

これは英語が話せる話せないではなく英語に対する心持ちの話ですが、僕にとっては大きな進歩だと思っています。急に英語で話しかけられてもすんなり入ってくるし、すんなり返せるようになりました。英語での電話もまあ焦らずできるようになりました。大きな進歩です。

自分の英語レベルを知れた

画像8

否が応でも英語を話さざるを得ないので自分の英語レベルがどの程度か思い知らされます。

僕は英語を学ぶことを目的に行ったわけではなかったので、あまりそこにフォーカスはしていませんでしたが、やはり最初の一ヶ月くらいはまだまだだなと思っていました。それは上に書いたハードルがまだあったからというのも一因だったとは思いますが。

1年間過ごした中で確実に使えるフレーズは増えましたし、耳も慣れましたし、なによりもハードルが消えたのがやはり一番でしたね。

あと、日常会話程度なら話せます、みたいな表現がありますが、"日常会話"こそが最も難しく、言語学習において最終的に目指すべきゴールこそが"日常会話"レベルだと思っています。

例えば僕が働いていたのはレストランですが、仕事で使う英語なんてだいたい決まっていて、注文を取るだったり、メニューに関しての質問だったり、お会計だったり、電話でもだいたい席の予約かテイクアウェイの注文です。覚えてしまえばこなせます。

その上でお客さんとの他愛のない会話が難しかったりするんです。そこにはマニュアルも決まったフレーズもありませんから。それは友達との会話でもそうで、将来のこととか、大学で学んでいたこととか、特に"Why?"の質問に答えるのが難しい。もしかしたら日本語で答えるのも難しいかもしれませんが。笑

と、そんなことも考えてました。

中国語に興味を持てた

画像9

同僚に台湾人や香港人、マレーシア人のスタッフがいて、彼らが中国語で会話していたので、なに話してるんだろと気になったのがきっかけで少しずつ中国語を教えてもらっていました。彼らは日本語もペラペラだったので教えてもらうのも楽でした。笑

それで中国語面白いなってなったので今でも少しずつ勉強して、いずれ中国語でチェックイン対応くらいはできるようになりたいなと思っています。

まさかNZで中国語に興味を持つなんて思っていなかったですね。笑

本気で遊ぶことを学んだ

画像10

Lake Tekapoにはなにもありません。遊ぶ場所がありません。映画館もないし、ショッピングもできません。では僕らはなにをしていたか。スポーツをしてました。

仕事の時間がだいたいランチ9:00~15:00とディナー17:30~22:30で、昼休みの2時間とディナー後に本気でスポーツをしていました。

夏は昼にテニス、バスケ、ゴルフ、夜にスカッシュ、卓球、筋トレ。

冬は昼にスケート、スキー、スノボ、夜にスカッシュ、卓球、筋トレ。

ランチ働いて本気でテニスして、ディナー働いて本気でスカッシュして、また朝から働くみたいな生活をしていました。めっちゃ体力あったと思います。笑

昼にスキーしてからディナー働いたりしたこともありましたね。笑

僕はスケートとスカッシュは初めてやったんですが1年間でだいぶ上達したと思います。まだ日本に帰ってきてからできてないのでやりたい。

なにを言いたいかというと、しっかり働いて、本気で遊ぶってすごく充実してたんですよね。Tekapoでお世話になってた人が「本気で遊んでついでに仕事するくらいがいいよね」って言ってたんですが、まさにそれを体感した1年でした。もちろん仕事も手抜いたりしてないですから(ここ大事)。

これは日本でも続けていきたいと思っているので、本気で働いて本気で遊ぶ生活を体現していきたいです。幸い僕の周りにはそういう人たちが多くいるので楽しいです。

人生で大切にするものはなにかを考えさせられた

画像11

レストランには従業員用のアコモデーションがあって基本的にみんなはそこに住んでいたのですが、僕は運よく地元のKiwiの家族の家の離れに住ませてもらって、お父さんお母さんそして男の子3人と一緒に暮らしていました。

お父さんは大工さんで、お母さんは小学校の先生でした。

平日でもお父さんは17時には帰ってきて夜は家族と一緒にいて22時にはみんな寝ていました。土日もよく家族と一緒に出かけたりしていました。

家族を大事にしてるんだなあと思いましたし、そういう生活がしやすい環境が整っているんだろうなと思いました。

これを一般論にしていいのかはわかりませんが、感覚としてNZの人々は日本と比べても家族との時間を大事にしているんだなあと感じました。それは他の家族を見ていてもそう感じました。

では僕がいざ家族を持ったときに家族との時間を大事にできるのか、そういう環境にいられるのか考えるきっかけとなりました。

帰れる場所ができた

画像12

ワーホリの一年のうち11ヶ月をLake Tekapoで過ごしました。(途中1ヶ月半はRound Tripをしてました)

それだけ過ごしてローカルとの繋がりもできて友達も増えたら、もう一つの故郷のようになりました。特に僕にとっては海外で初めて住んだ場所で、生活した場所で、暮らした場所で、特別な場所です。

実は今年の3月に一週間NZに行って、うち3日はLake Tekapoに滞在していました。僕の感覚的には行く場所ではなく、帰る場所だなと感じました。Lake TekapoだけでなくNZ自体がホームのように感じます。NZを選んでよかったと思います。

Lake Tekapoは僕のAnother Skyです。

これからワーホリへ行く人へ

画像13

最後に、これからワーホリへ行く人へ。

なんでもいいから一つ目的を持って行くことをおすすめします。

ワーホリビザは学校にもいけるし、働けるし、旅もできるし、住めるし、本当に万能のビザです。可能性は無限大で生かすも殺すも自分次第。ただ楽しかったで終わらないために、なにか一つでも目的を持っておいたほうが有意義な時間になると思います。

僕のようにただ生活をするでも、友達100人作るでも、英語のレベルアップをするでも、永住権に向けてのとっかかりにするでも、なんでもいいので自分の中に一つ持っておくとなにかの選択を迫られた時の指針にもなります。

それは目的に沿った行動か?今の環境は目的にそぐわない環境じゃないか?

特に英語を学びたいという人は多くいると思いますが、いかに日本語に頼らないで生活できるかに尽きます。日本語を使えない環境、日本人がいない環境に身を置けるかが鍵です。自分をどれだけ追い込めるか、それも自分次第です。

ただたまに行きすぎて他の日本人を蔑むような言動をとる人がいるのですが、それは美しくないと僕は思います。他人を尊重しながらそれぞれが自分の目的を持ってワーホリという期間を楽しみながら過ごせたらいいなと思います。



これを書くにあたって、出国前に書いた記事を読み返したのですが、未だにここに書いてある「答え」たちは僕の中心にあって、最後まで読んでいただければわかりますが、今も僕は自分の目指す方角へとゆるく舵を切っていることが伝わるかなと思います。

最短でなくてもいいから。一年前から確実に前に、前の方に進んでいると自信を持って言えます。なんなら一年前の僕が思っていた以上に進んでいると思います。

よかったらこちらも読んでみてください。僕の考え方や生き方が少しはわかるかなと思います。伝わると嬉しいです。

ちなみに僕の史上最高傑作の文章だと思っています。笑


これにてNZワーホリに関してのnoteは終わりにしようと思います。

今までの投稿は「NZのはなし」というマガジンにまとめていますので興味がある方はそちらもどうぞ。


それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!

また次回。


アイキャッチ画像:Lake Tekapo, New Zealand 2017.11.4.


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

42
人生の備忘録。"Memorandum of Life" 2017.5.10. start. OTARU TAP ROOM -Craft Beer & Hostel- Manager Staylink LLC. Kyoto→Lake Tekapo→Otaru

この記事が入っているマガジン

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。