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自分を守ること、と誰かの価値観を許容すること

「できるだけ頑なにはなりたくないし、これは少し違うんじゃないか」と思う人がいても、許容できる人でいたいと思って生きてきた。
だから、自分にとっては少ししんどいことでも、多少怒りはしても、許容できるようになろうと努めてきた。これを許容できないときに私は心が狭かったり、視野が狭かったりする人になるんじゃないかと思っていたから。
自分を変えることで、自分がなりたい『やさしいひと』になれるように努めてきた。

この2年で大事なことが少しだけ増えたり、自分自身をこれまで以上に認めることができるようになった自分に気づき始めた。それは誰かの力になれたと思える小さな経験だったり、そのままの自分が誰かに愛されることだったり、誰かを大事にすることだったり、そういう積み重ねで。

そうやって、自分や周りの人を大事にしたいと思うようになった結果、私は私がしんどいなと思う人に心を浪費する必要はないんだと思うようになった。

友人は「それは逃げではなくて、自分を大切にできるようになった成長の証なんじゃない?」と言っていた。また別の友人は「自分にとって大事な人だけを大事にしたら、すごく今過ごしやすい環境だよ」と言っていた

これまで私はとかく自分に自信がなかった。だから誰から言われた言葉に対しても、真剣に傷ついたり、悩んだりしてきた。でも、今、この等身大の自分をちゃんと認めてくれる人がいるのに、自分をそこまで卑下する必要はないんだ、きちんと聞くべき言葉に耳を傾けて、聞く姿勢を見せるべきなんだとやっと気付けるようになった。

今、目の前に力になりたい人がいて、その人が真摯にそれに応えてくれるのなら、私はそれに応えよう。きちんと力をつけて、悪いなと思ったところは、少しでも気をつけるようにして、自分にとって過ごしやすい環境づくりに努めよう。
やっとそういう自信が湧いてきた。

自信が湧いてくると、これまでどうしてこうなっちゃったんだろ、みたいなことも、自信のなさから来ていたものであることがよく分かる。

大事にしたことで、受け入れられないことがあるのなら、それは曲げる必要はないし、受け入れられない自分が弱い人間なんだと思う必要もない。それぞれの正義があって、それぞれに大事にしたことで進んでいけないなら仕方ないと思おう。バンドと一緒だよね。

明日からも頑張ろう。


ほんとにほんとにありがとうございます…!