読書録1:九度目の十八歳を迎えた君と

何かアウトプットをしていきたくて。
小学生ぶりくらいに「趣味:読書」と言えるくらい本を読んでいるので、読書記録をつけてみたいと思います。続くといいな。

今日の本は「九度目の十八歳を迎えた君と」浅倉秋成
印刷会社で営業マンをしている間瀬は、いつもより遅い通勤途中に高校時代の同級生、二和美咲を見かける。二和は、18歳の高校生の姿だった。
なぜ彼女は年齢を重ねていないのか、間瀬はその原因を探っていく。

というような話です。
ぱらっとあらすじを見て面白そうだったので買ってみました。

最初はなんとなく話の進みが遅いのかと思いましたが、ストーリー展開や散りばめられている伏線に、どんどん引き込まれました。
まあこうかなと予想しながら読んでいくと、見事に裏切られたり。
文章のそこかしこにあった些細な言葉が後から効いてきたり。
「あそこにあった言葉がここでも使われるのか!」ということがたくさんあったり。
なんだっけこれ!どこで出てきた言葉だ?と何度も読み返しました。

高校時代の青春から、ずっと繋がっている「今」。
大人になるってどういうこと?
社会人生活も2年目に入り大人になってきた自分が読むと、「今」をじっくり考えてしまいました。そして、出てくる高校生(子ども)と大人たちの描写に、人生における大人の役割を考えました。

きっと色々見落としているので、もう一度最初から読み返したいと思いました。
内容がぎっしり詰まっていてとてもおもしろかった!

拙い文章ですが、最後まで読んでいただいてありがとうございました。
私の文章もレベルアップするといいな〜

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