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この秋オススメ ~「メモ魔ドリル」で夢叶える子に~(後編)

 1  はじめに

メモ魔塾生のヨーコです。
今回は、読書の秋にオススメの一冊、「メモ魔ドリル」紹介の後編となります。「メモ魔ドリル」をご家庭で取り組むためのポイント7を紹介します。

① キャラクターに興味を持たせる
       ② 「夢の書」は読み聞かせをする
       ③ 憧れのスターの紹介は動画がオススメ
       ④ 毎日少しずつ(1メモ15分を継続)
       ⑤ 一緒にメモを取る
       ⑥ 夢を語る
       ⑦ 継続していることを認める

「メモ魔ドリル」(正式名称「メモで夢を叶える魔法のドリル」)は、今年4月の終わりに発売された、「メモの魔力」の著者、前田裕二さんの本です。
著者の前田さんは、「メモ魔ドリル」への思いを以下のようにお話しています。

「メモ魔ドリル」は、抽象化、すなわち「気づき」を自分の頭で得る思考の癖をお子様が獲得するためのドリルです。抽象具体思考を幼いころから身に付けられたらどんなつよい子に育つのか。そんな思いでこのドリルを作りました。もう一つ、「夢を叶えること」つまり「自分を知ること」も目的としています。小学生から始める自己分析、という新しい教育をはじめます。
前田裕二 著「メモで夢を叶える魔法のドリル」

「メモ魔ドリル」が発売されてから、小学校の教員をしているわたしは、勤め先の小学校で実践してきました。実践していくうちに、(こんな風にしたらもっと子供たちに伝わりやすいかな、やってみようという気持ちになるかも…。)という発見がいくつもありました。
もしかしたら、「メモ魔ドリル」は持っているけど、始めていない方、興味はあるけど、お子さんには難しいかな…なんて思っている方に、参考になったら嬉しいな…と思い、ご家庭での取り組みのポイントをまとめてみました。
まさに、「メモ魔ドリル」は、読書の秋にぴったりの本。親子で取り組めばお子さんは夢を持つことにあこがれを持ち、自分の夢について考えることでしょう。そして、前田さんがおっしゃっているように具体抽象化志向が育ち、自身の夢に向かってチャレンジする子供が増えるはず…と信じています。
では、今回は、後編の「メモ魔ドリル」実践のポイントについて紹介します。

2 ご家庭で実践するときのポイント7

私がお伝えしたい「メモ魔ドリル」実践のポイントは7つあります。

① キャラクターに興味を持たせる
子供たちはキャラクターが大好き。魅力あるキャラクターたちが夢への扉で待っているのは、子供たちにとってとてもワクワクする出来事です。
「メモ魔同士のゆうじさん」や助手の「黒猫のエヌ」…など、キャラクター一人一人の説明を親子で楽しめるといいですね!きっと、そのキャラクターたちに出会う度にワクワク感も高まるはず…‼

② 「夢の書」は読み聞かせをする
「夢の書」とは、本に出てくる憧れのスターや人気者たちが夢を叶えていくまでにどんなことをしてきたか、どんな気持ちで取り組んできたかがよく書かれている文章です。
お家の方が丁寧に読んであげると、お子さんもさらにワクワク感を高め、「気づき魔法」や「やること魔法」につながるでしょう。

③ 憧れのスターの紹介は動画がオススメ
それぞれの章に入る前に、まずは、憧れの職業についているスターの方々がどんな人なのか紹介したいですね。
わたしの場合、ヒカキンさんの章に入る前に、ヒカキンさんのヒューマンビートボックスの動画を見せたら、子供たちがより興味を持ったことを思い出しました。
また、リュウジさんの章に入る前に、リュウジさんが書かれた料理本を見せながら、お料理の紹介をしたところ、「おいしそうだな~。」「食べたいなあ…。」から始まり、リュウジさんへの興味も高まり、とても効果的でした。

④ 毎日少しずつ(1メモ15分を継続)
お子さんが小さいほど、集中時間は短いのではと思うので、1回に15分程度と決めて取り組むのが継続のコツです。
お子さんの年齢にもよるかもしれませんが、慣れてきたら、メモ2つとか、1ページ分3つメモをするとか、増やしていけたらいいですね。

⑤ 一緒にメモを取る
「メモ魔ドリル」に書かれている通り、まずは、「気づき魔法」、そして、「やること魔法」を書きます。
その際に、お家の方も一緒に書かれるか、時間があれば前もって書いておくと、書いた内容をお子さんと共有できますし、お子さんが戸惑っていたら、「お母さんはこう書いたよ…。」など、ヒントとして聞かせてあげるとイメージが持ちやすくなります。

⑥ 夢を語る
お子さんと一緒に、「メモ魔ドリル」に書き込んでいくと、お母さんの夢に、お子さんは、興味津々。「お母さんには、こんな夢があるよ。」…とお話してあげることは、お子さん自身が夢を持つことへのワクワク感を高めると思います!

⑦ 継続していることを認める
自分が頑張っていることを認められるのは、大人でも嬉しいこと。小さなお子さんならなおさらのことです。

まずは、毎日継続して取り組んでいることを認め、よく書けたね。…と、褒めたり、「すごくいいね。賛成だよ。」と共感してもらえたら、お子さんはとても嬉しくて、明日も書きたいな…という気持ちも高まるのではと思います。
継続していく中でお子さんの思いに共感し、成長を実感できるような声かけをしていきたいですね…‼

3 おわりに

お子さん一人だけでは継続が難しいことでも、お家の方と一緒ならば頑張れる…。わたしは、そう信じています。
大人だってそうですよね。何かを続ける時、一緒に歩んでいる仲間の存在はとても大きいものです。
魅力いっぱいの「メモ魔ドリル」に、ぜひ、この秋、親子で取り組んでみませんか。「メモ魔ドリル」に親子で取り組むことで、それぞれの夢を叶えることに繋がったら素敵ですね…。
ぜひ、「メモ魔ドリル」を手にとって、夢への1ページをめくってみてください。


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