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6月の集中講義「距離感は二階建て」で学ぶ、コミュニケーションの奥深さ

基礎科設立当初からほぼ毎月開講されている、前田裕二塾長の「集中講義」

「前田さんの講義が毎回聞けるなんてありえん」

正直、そう思っていたのですが、毎回、60-90分の講義が行われています。コロナ禍に始まった集中講義はオンライン開催でした。現在は、オフラインで開催されている上に、塾生とコミュニケーションを取りながら、話を展開するスタイルに昇華されています。

ここ最近はメモ術や仕事術というよりも、「日々を生きやすくする」内容であり、ぜひ多くの日本人に聞いていただきたいと思っています。

2024年6月のテーマは「距離感は二階建て」でした。タイトルからして、内容が気になりますよね。おさらいがてら、少し内容をご紹介します。

今回は、コミュニケーションにおける距離感の重要性をテーマにしています。

はじめに、佐渡島さんから「今日はタメ語で行こう」という提案があったところからスタートします。タメ語と敬語の使い分けが距離感にどう影響するかを掘り下げます。

使い分けは当たり前であり、皆さんが自然に行っていることでしょう。しかし、「使い分けは普通だよね」というところで素通りしないのが塾長です。実際に意識してみて気づいたのは、以下のような感じ。

①タメ語か敬語かでリラックスそんな変わらない
②重要なのは自分のリラックス以上に距離感の話

距離感の詰め方には攻めと基本のアプローチがあり、初対面から徐々に近づく適切な呼び方の重要性も議論されます。

① 攻め→呼び方やタメ語
② 基本→二階建て

敬語とタメ語の使い分けが人間関係の実態にどう寄与するかも、具体例を交えて示されます。塾や仕事場での距離感の違いや、英語圏との文化差も取り上げられ、コミュニケーションの適切なタイミングと方法を模索します。

距離感の基本は「Ⓐ茶の間(基本)かつⒷ演じる(攻め)」

最後に、距離感を築く際の具体的なアクションとして、呼び名やタメ語の使い方を見直すことが提案され、正しいコミュニケーションの階段を上がるべきだと結論付けられます。

■仲良くなりたい人がいたら、❶ 呼び名、❷ タメ語是非、を検討する
■二階建て構造意識して、誰がどこにいるか書いてみる

講義の最後には必ず「参加者が再現しやすいアクション」に落とし込んでくださるのは、『メモの魔力』フォーマットに則っていて、そこも塾長たる所以かなと思わされますね。

今まで40回分のアーカイブ講義がありますので、ご興味のある方は基礎科(月額980円)にぜひ!


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