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「自律型キャリア」どうつくる?人生100年時代のキャリア論。

「多様な価値観をミックスする」をモットーにしている、なつみっくすです。

日々の気づきを、このnoteでは書いています。

昨日は「自律型キャリアを創るには?」をテーマに、ラッシュジャパンの安田さんをゲストにお招きしてトークイベントをしました。

こちらがグラレコです。by ささのりさん

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今日は簡単ですが、このイベントについてメモしていきます!

「自律型キャリア」ってなに?

人生100年時代と言われ、終身雇用が当たり前じゃなくなった時代に、「自律型キャリア」をつくっていくことが大切、と言われています。

そもそも、「自律型キャリア」ってなに?を安田さんにお伺いしました。

安田さんいわく、「自分の意志でキャリアを選ぶこと」

これは転職する・しないは関係なく、同じ会社に留まっていたとしても、自分の市場価値を理解して、自分の意志でキャリアを選んだ結果として自社に留まっていることを指しているとのこと。

ここで気になるキーワードとしては、「市場価値」

要は、自分がいまの会社じゃない所に行ったときに「自分の価値がいくらになるか?」ということ。

給料が大事と言っているわけではなく、「自分がどれくらいの価値を出せるか」を認識しておくことが大事。

「市場価値」を認識する方法としては、

・職務経歴書をアップデートしつづける
・転職エージェントなど、フィードバックをもらえる人と話す
・常にアンテナを張り、転職活動をしてみる

ポイントとしては、転職をしたいと思っていなくても、常に転職市場やお仕事募集の状況にアンテナを張り、「どんなポジションが今求められているか」を掴んでおき、実際に転職活動をしてみる。

最近盛り上がってきているSNS「LinkedIn」を使うのもおすすめとのこと。

よく「これから先、求められる仕事やスキル」という企画があるけど、10年後はなかなか予測できない。それよりは、今どうなっているか?のアンテナを立てておく方が大切。

自分だけで自己理解をするのは限界があるので、他者からのフィードバックをもらい、自分の「市場価値」を認識しておく。

どうやって自律型キャリアをつくっていくか

終身雇用が当たり前のときは、会社がキャリアをつくる。

でもこれからは、自分がキャリアをつくる。

特定の会社に縛られずに、複業など組織をまたいだ活動を通じて、自分の意志でキャリアを築いていくことが大切です。

ここで安田さんがおっしゃっていたのは、

会社選びも自分の「価値基準」を明確にする。

「価値基準」とは、

・自分が社会に対してどんな価値をつくっていきたいのか?
・自分は何ができるのか?
・自分は何がしたいのか?
・会社に勤めるのであれば、どんな会社がよいか? など

を自分のなかで持っておく。

『メモの魔力』の自己分析が、ここでつながってきます。

人とは違うことが当たり前。チャーミングでいる。

安田さんが大切にされているのは「チャーミング」だそうです。

見た目はイカツイですが、意外と親しみが持てる。

人事という役割もあり、「人から話しかけやすい空気」をどうやって出すか、を意識されているそうです。

たとえば、オフィスの中をぷらぷら歩くとか。

いつも忙しそうにしているのではなく、話しかけられやすい「余白」をつくる。

コミュニケーションという意味では、人とは「違うことが当たり前」。「同じ」という前提でコミュニケーションをしてしまうと、分かりあえないことにイライラしてしまう。

でも、違うことを前提に、自分にはどんな個性があって、他者にはどんな個性があって、その違いを受け止める。

他者とのコミュニケーションによって、自己理解、他者理解、自己受容が進む。

たとえば、「内向型」(イントロバート)の人は、会議でなかなか発言しなくても考えていることがある。積極的に発言しながら自分の考えを整理していく「外向型」(エクストロバート)の人とはタイプが違うことをお互いが理解していれば、それぞれの個性を発揮できる。

「MBTI」や「ストレングスファインダー」などの診断テストを使いながら、自分の個性、他者の個性を理解するトレーニングもおすすめいただきました。

安田さんのチャーミングさに惹き込まれたイベントでした!

よろしければ、「スキ」をしていただけると、泣いて喜びます!

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