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壁に囲まれた世界について(メモ)

自分だけの世界に閉じこもりたい。このリアル世界との関係を断ちたい。 彼女がそうやって、自分だけの世界に閉じこもったとして、 その世界へ行くことはできるのか。 自分が思い描いている、彼女の世界は、結局は自分が想像している世界でしかない。 だから現実的にはそれは無理なのだが、小説なら可能。 そもそも小説という仕組みが、自分だけで作った世界に人を入れることでもある。 作者はほとんどその世界の中で暮らしてきたので、現実の世界は幻のようなものなのかもしれない。 自分もそうやって、現実世

    • テキストの読み取り

      キモ第一に、受験者はこのテキストを読んで、自分の考えを示さなければならない。それがゴールであり、最も大切なポイントである。 読み取りこのテキストは、書家が一般の人に向けて「書とは何か」を説明している文章である。 内容一般によく誤解されているように、書はただ単に文字を書いて情報を伝えるものではない(そのことを作者は、縦書きと横書きの例を使って説明する)。 そしてすぐにも結論として「書とは一つの世界を表現するもの」であると語る。 結論は分かりやすい日本語ではっきりと(バッ

      • じんこううお

        人工魚のプロジェクションマッピングの仕組みを考えてみた A)基本的な魚の動きをプログラム1)長方形の中を、点が移動していく。 長方形を作る。これは水槽の枠になる。 次に点を作り、その点の「現在地」から「目的地」へのラインを設定する。これは角度を持った直線である。「現在地」に「移動距離」を一定時間ごとに足していくことで、点を動かすことができる。 2)壁にあたったら方向転換 もし(if)「現在地」の座標が、正方形の枠の座標と同じであれば、新たな目的地へのラインを設定

      壁に囲まれた世界について(メモ)